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波乱万丈!有名ジャパニーズラッパーの自伝11選

 テレビ朝日「フリースタイルダンジョン」のヒットも追い風となり、日本にこれまでないヒップホップブームが到来している昨今。ダボダボな服にニューエラ、金のネックレス的なイメージが先行していた時代も今は昔。ジャパニーズヒップホップは徐々に確立され、様々なスタイルのラッパーが出てきた今だからこそ、改めて知りたいレジェンドたちの歩んできた道。日本を代表する11人のラッパーの超壮絶で濃厚な半生をとくとご覧あれ。

ZEEBRA自伝 HIP HOP LOVE¥1,320

 説明不要、言わずと知れたジャパニーズラッパーの先駆者ZEEBRAがラッパーデビュー20周年を迎えた2008年に刊行した自伝です。この本の見所は何と言ってもKJを痛烈にディスった「公開処刑」の真相。フリースタイルダンジョンでの振る舞いや、最近ではオーディション番組に出演中の娘が話題になるなど優しそうなイメージもありますが、かつて「東京生まれ HIP HOP育ち」とかまし、クレイジーと呼ばれた所以を思い出させてくれる一冊です。

ヒップホップ・ドリーム

 「新宿スタイルはリアルしか歌わねえ」。本書は漢 a.k.a. GAMIの初の自伝にして、日本のヒップホップシーンの壮絶なるリアルを描き出す前代未聞のドキュメント。ビーフが加熱しすぎてステージ上で乱闘になったりと普通に怖い漢 a.k.a. GAMIの怖すぎる半生が描かれています。

悪党の詩¥1,650

 ストリートと暴力と音楽とメイクマネー、すべてひっくるめてこれが自分だ!と笑い飛ばす、練馬レペゼンのギャングスタラッパーD.Oの自伝はどのページをめくっても驚愕のエピソードが満載。練馬のゲットーイメージは彼から来てるんじゃないかというほど影響力が強いですが、お笑いバラエティ番組「リンカーン」に出演し、お茶の間に「ディスる」や「〇〇メーン」といったヒップホップ用語を大衆に浸透させたという偉業(?)も忘れてはいけません。

監獄ラッパー¥980

 日本のヒップホップ・シーンに衝撃を与えた楽曲「Lost Dope」が、オーストラリアの刑務所に服役中、国際電話を利用し録音されたというのは今じゃ有名な話。本書は、異国の獄中で過ごした日々を綴った、B.I.G. JOEによる6年間の手記なのです。収監中の身でありながら日本で発売された数々の作品は、どのように制作されたのか?その全貌が明かされています。

十六小節¥2,200

 ジャパニーズヒップホップ界には何人レジェンドがいるんだって思うかも知れませんが、TwiGyもまたその1人。日本語ラップを変革したとも言われているラッパーの小学校時代からヒップホップとの出会い、ニューヨークライフ、伝説のMICROPHONE PAGERから、ソロ活動、現在に至るまでの軌跡をたどります。1980〜90年代のヒップホップの状況もわかるヘッズのバイブル的な一冊。

失点・イン・ザ・パーク¥1,430

 2018年、惜しまれながらも癌でこの世を去ったラッパーECDによる半自伝的小説。日本語ラップの草分けのひとりにして、伝説的イベント「さんピンCAMP」をプロデュース、大成功させたECDが、アル中、入院、恋人との別離、レコード会社からの解雇、そしてラッパーとしての活動を辞める決心をしハローワークに通ったという自身の“失点”の日々を赤裸々に綴っています。

何者でもない¥1,650

 「フリースタイルダンジョン」の初代ラスボスとして活躍した般若がいかにして「般若」になったのか。ヒップホップに夢中になった10代後半、人気アーティスト達のライブにカチ込んだ20代前半、長渕剛に見出され武道館ライブで前座を務めた20代中盤、自主レーベルを立ち上げ、孤高のラッパーと呼ばれ始めた30代前半...。ヒップホップ界随一の異端児による魂の自叙伝です。「バイトじゃねえ 俺はヒップホップに就職!」

痛みの作文¥858

 代表曲「Fate」にも描かれているように、日本のゲットー京都・向島団地の過酷な環境で育った少年が、ラップを武器に奇跡を起こした漫画のようなリアルストーリー。「トランプルーム(TRUMP ROOM)」休業前最後のパーティーでコメントをもらったのですが、非常にカッコ良かったです。日本語ラップのカリスマ。

ダースレイダー自伝 NO拘束¥1,760

 東大中退という異色のキャリアを持つHIPHOPミュージシャン 
ダースレイダー。2010年に脳梗塞を経験し、左目の視力を失い、余命5年を宣告された彼は何を思い、何を語るのか。ヒップホップファンのみならず、生きる実感が希薄な全ての若者たちへ。死を間近にする絶望からの発想の転換に、勇気をもらえる一冊です。

ジャポニカヒップホップ練習帳¥1,540

 見た目も生い立ちもめちゃくちゃに怖いラッパーが多い中、どこか親しみやすさを感じるサイプレス上野。ヒップホップはチャラい人や、いかつい人、貧乏人だけのものでもない。父親が公務員で、どこにでもあるような郊外に住み、地元の中堅私大に通っていたサ上が、オリジナルであることが大切だということを気づかせてくれます。

怒れる頭¥1,528

 10年のサラリーマン生活、上京、MCバトルの全国大会優勝。メガネにスーツという従来のラッパーとは異質な姿で、ラップをし続けるDOTAMA。フリースタイルダンジョンでその名を轟かせ、世間の注目を集めることとなったラッパーが今まで語らなかった「今の自分、今のスタイルを築きあげたものは何か」について語っています。

 ラッパーにとって自伝を出すのは1つのステータス。壮絶なリアルを生きてきたからこその強烈なパンチラインはヘッズのロマンでもあります。過去を知った上で、曲を聴くとその言葉の重みは段違い。今回紹介した自伝を読んで、ジャパニーズラップの奥深さを感じてみては。

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