最先端のアイウェアトレンドを、日常に取り入れやすいデザインでいち早く提案するジンズ(JINS)の「ファッションコレクションシリーズ(FASHION COLLECTION SERIES)」から新作アイテムが登場。今季のコレクションテーマはニュアンス多角形。いつものコーディネートにプラスするだけで理想のスタイルに近づけるアイテムは、無難にまとまりがちな日常着に程よいスパイスを与え、なりたい自分のイメージに近づけてくれる。今回、メンズ12種類のバリエーションの中から、スタイリストのTEPPEIさんが「これさえ持っていれば間違いなし」の2本をセレクトし、メガネで演出できる印象を更に高めるスタイリングも合わせて提案。「誰しもが取り入れやすいコーディネートを目指した」というJINSの新作メガネで彩るこの夏に試したい2ルックをチェック。
1983年生まれ。滋賀県大津市出身。中学時代からファッションに目覚め、高校卒業後はバンタンデザイン研究所スタイリスト専攻に入学。卒業と同時に原宿のヴィンテージショップ「ドッグ」のプレスに就任するとともに、「FRUITS」「TUNE」といったスナップ誌の常連として掲載され、国内外でカルト的な存在として注目を集める。2006年公開の映画「間宮兄弟」では、玉木役に抜擢され、演技未経験にも関わらず俳優デビューを飾る。その後スタイリストとして本格的な活動を開始し、多くのミュージシャン、ファッションビジュアル、ショーのディレクション等に携わっている。
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【ミニインタビュー】スタイリストTEPPEIに聞く、自分の印象を自分でコントロールするメガネ&スタイリングのすゝめ
12種類※あるJINSの新作メガネの中から「テーパード」と「ペグトップ」を選んだ理由は?
まず、多角形フレームというのは、トレンドの一つでありながらも個性的なフォルムが多いことから「チョイスが難しい」と思う人も多かったのではないでしょうか。しかし、JINSの新作コレクションで登場したメンズ4型は、いずれも"お洒落メガネ初心者"の人でも取り入れやすいデザイン、かつ程よいトレンド感を残しているなと感じました。そもそも、メガネには「かけるだけで日頃のスタイリングをグレードアップさせる」という役割があると思っています。そう考えた時に、例えば持っているメガネが1本しか無かったら、どんなコーディネートであろうと同じメガネを選ぶしか無いと思うんです。だったら印象や雰囲気をかけるだけでがらりと変えられる2本があった方がメガネと楽しむファッションの幅も広がります。そこで「メガネ2本からファッションを始めても良いんだよ」という考えの基、まずはメガネを自分のスタイリングに取り入れやすくするための入門編として凛々しい印象を与える「テーパード」とリラックスした印象を与える「ペグトップ」を選びました。
※メンズ・ウィメンズでそれぞれ4型3色ずつ展開
スタイリングをする上で意識したことは?
これを読んだ人が「自分でもできるかも!」と真似したくなってくれたらいいな、と。なので、今回はしっかりと街に根付いているアイテム合わせや、色合わせを意識しました。
自身のスタイリングを模索している人たちに一言
メンズファッションは、ウィメンズと比較するとそんなにデザインやアイテムの種類が多くありません。では、何が少しずつ変わっているかというと、色味の表現やシルエットが変わっていくことがほとんどです。つまり、自分自身でコーディネートを組む時に意識をするべきことは時代に合わせて徐々に変化していくカラーリングとシルエットをまずは気にすればいいんですよね。メガネにも同じことが言えて、例えばJINSの新作メガネだったらメンズ4型3色ずつ展開されているもの中から、なりたい印象に合わせて時代や自分にしっくりとくるような色や形をまずは手にとってみて欲しいですね。
【SELECT 1】テーパード:ベーシックなフレームデザインだからこそできる"今っぽい王道スタイル”
眉頭とリム上部を近づけるブローラインにより、引き締まった印象を与えるテーパード型のメガネは、キリッと凛々しい印象を与えます。常に流行の動向を追い続けているスタイリストのTEPPEIさん曰く、テーパード型のメガネは「王道の形」。正統なデザインだからこそ、今のトレンド感を取り入れやすく、ベーシックすぎないスタイリングを組むことができるそうで、今っぽさが溢れるハリのあるオーバーサイズシャツにインディゴブルーが印象的なワイドテーパードジーンズをミックス。ちなみに「ベーシックすぎないスタイリングに欠かせないのはサイジングです」と話してくれました。メガネにおいてもサイズ選びは重要。今回着用している「NUANCE」は日本人の平均顔サイズを基本にした設計で様々な男性の顔幅にマッチしやすいつくりに。理想とするイメージをいつもの自分の延長線から考えられるのも魅力の一つです。
「サイジングというと難しく聞こえるかもしれませんが、Mサイズと呼ばれているものがずっと同じ寸法かというとそんなことはなくて、移り変わっていくものなんですよね。例えば、今Mサイズと表記されているものが10年後にはもう少し小さくなって、現在のSサイズくらいの大きさしかないかもしれない。そういった意味では、自分の適正サイズに捕らわれること無く、目指すシルエットを決めてからサイズ選びをすると『今っぽいベーシック』を作ることができると思います」(TEPPEI)。
■SELECT 1:凛々しい印象を与えるテーパード型
・トレンドの多角形フレームを気軽にかけこなしやすいデザイン
・顔まわりのアクセントとしてボリュームのあるフレームと太いブリッジが機能し、無骨で凛々しい印象に
【SELECT2】ペグトップ:リラックス&カジュアルで作るワンランク上の優しい印象
ブラウンカラーで統一された70'sを思わせるポリエステル素材のスラックスと、現代的なオーバーサイズカットソーを取り入れた遊び心のあるスタイリングは、JINSが独自に提案する形の多角形フレーム「ペグトップ」とベストマッチ。カジュアルなスタイリングとメガネの親しみやすく優しい印象が相まってリラックスしたムードが漂うこと間違いなし。ちなみにTEPPEIさん曰く、肉厚な生地感とドロップショルダースリーブが特徴的なオーバーサイズカットソーは「今やメンズファッションの定番と言っても過言ではないし、一枚着るだけで様になりやすい」とのこと。今すぐ取り入れやすいオーバーサイズカットソーとペグトップメガネで大人のリラックス感を目指してみては?
■SELECT 2:リラックスした印象を与えるペグトップ
・トレンドの多角形フレームと樹脂で覆われたテンプルでカジュアルな印象に。気軽にかけこなしやすいアレンジが◎
・ラウンドに近い形ながらも、下に丸くすぼまっていく多角形フレームでくつろいだ雰囲気に
model:HAYASHI HISAKI stylist:TEPPEI hair & make-up:TAKAKUSAGI GO
photographer:OZAWA HIROYUKI (FASHIONSNAP) text & edit:ASUKA FURUKATA (FASHIONSNAP)
■衣装問い合わせ
・URBAN RESEARCH ルミネ新宿店
電話番号:050-2017-9004
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-38-2 ルミネ2 3F
・SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH 天王寺ミオ店
電話番号:06-6772-0077
住所:〒543-0055 大阪府大阪市天王寺区悲田院町10−39天王寺ミオ 本館5F
・DoLuKE
電話番号:03-5410-5155
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前3-20-5 2F
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