生鮮飲料とは? 新ヘルシードリンク「GREENS」に見るカゴメの"本気"

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 感度の高い女子の間では、健康や美容に良いジュースバーやグリーンスムージーといった、手軽に栄養を摂取できるジューススタンドが人気。しかし、自作の手間や価格がネックになっていることもあり浸透したとはまだまだ言えない状況。そこでカゴメが発売するのが"生鮮飲料"「グリーンズ(GREENS)」。今、カゴメがGREENSを開発した理由は?

 現在でも1,500億円という大きな規模を持つ野菜飲料市場だが、ピークの2007年から年々下降気味。トクホ系ジュースやエナジードリンクがヒットするなど飲料水の多様化、「これまでにない"鮮度"を強く求める消費者意識が挙げられる」(同社・常田真希さん)と今まで以上にプラスアルファを求める人が増えている。

 一方、欧米のセレブを発祥とし、日本でも女子に人気の芸能人がインスタグラムで紹介したことなどから火が付いたコールドプレスジュース類は、健康に良いとはいえ、自作にしても専門店で購入するにしても費用がかかることが難点。まだまだ都心にしか専門店がないという理由も挙げられ、これまで「野菜生活100」などを手がけてきたカゴメは「手間をかけずに毎日手軽に飲めて、鮮度が感じられる新しいドリンク」にニーズがあると踏んだという。

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(左から)Purple mix(ビート・いちご・ぶどう等)、Red mix(トマト等)、
Yellow mix(黄人参・パイン・グレープフルーツ等)、Green mix(小松菜・セロリ・キウイ等)

 同社は、こうした市場環境の変化に合わせて、有志の若手社員によるプロジェクトチームを立ち上げ、約1年半にわたって"鮮度"を研究。「鮮度を感じる、新しい野菜のかたち。」をキーワードに、色・香り・食感を追求し、野菜をかじったような"鮮度"を感じることができるGREENSを完成させた。

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香り・食感を生かすため、通常の飲料ボトル(28mm程度)よりも広口の38mm径ボトルを使用。

 プロジェクトチームは、色・香り・食感の3つの角度から"鮮度"を実現するため、できるだけ熱をかけない加工方法により鮮度を保つことができる「低温あらごし製法」を独自開発。また、使用する素材が持つそれぞれの食感を活かすために素材の加工方法に工夫を凝らして、飲みやすさに加えて素材が持つシャキシャキ・つぶつぶの食感を残す工夫をしたという。

 例えば「GREENS Green mix」の場合、原料の小松菜は、同社がトマトで培った契約栽培のノウハウを活用し、契約栽培農家の生の素材を調達。熱を最低限に抑えて小松菜やセロリ、キウイを加工することで野菜そのものの緑色を保った。

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 マーケティング面では、日頃から目的意識の高い20代~40代の女性をターゲットにGREENSの認知を拡大していく考えで、9月には「ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)」出身のモデル、アレッサンドラ・アンブロジオ(Alessandra Ambrosio)と、すみれを招いて記者発表会を開催。ニューヨーク・ファッションウィークでは「ジェレミー スコット(Jeremy Scott)」のバックステージでサンプリングを行うなど、ファッション感度の高い層への浸透も狙っている。

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(左から)記者発表会に出席したアレッサンドラ・アンブロジオ、
サンプリング実施時のジェレミー・スコット、ベイビーマリー、ココ・ロシャ

「ジェレミー スコット」のバックステージより

 すでに表参道のコンセプトショップをはじめ1都3県のコンビニで一部販売を開始。11月中旬からは1都3県のスーパーマーケットにも販路を拡大予定で、今後は全国展開を視野にフレーバーのラインナップを増やし、「生鮮飲料の拡大」に尽力していく考えだ。


■問い合わせ
 カゴメお客様相談センター 0120-401-831


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