マリウス葉がロクシタンの新フレグランス「アート オブ セント」を体験 長谷川ミラはイベントでナビゲーターに

Image by: L'OCCITANE

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 2026年の創設50周年に向けて新たなチャプターへと進む「ロクシタン(L’OCCITANE)」。その第1弾として、発祥の地である南仏オート・プロヴァンスの光と色彩に満ちた自然、時の流れ、芸術、職人技からインスピレーションを得た新フレグランスコレクション「アート オブ セント(ART OF SCENT)」が誕生した。このアート オブ セントをマリウス葉が、オート・プロヴァンスで体験。13種類を揃える香りに共鳴するヴィジュアルと共に広がる香りを五感に受け、感性を豊かに彩った。

 また東京・原宿で10月13日まで開催しているポップアップイベント「i/8191 FLORA ORCHESTRA」では、マリウスと共にオート・プロヴァンスを旅した、長谷川ミラが来場。特別イベント「ART OF SCENT スペシャルセッション with Mila Hasegawa」で、抽選で選ばれた10人に、アート オブ セント コレクションとその裏側にあるロクシタンのモノづくりの真髄についてナビゲートした。

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 アート オブ セントはオート・プロヴァンスの大地に咲く植物や花にインスピレーションを得た13種の香りを揃える。自然豊かなオート・プロヴァンスの、多様な草花が香り立つそれらの重なり合いを、自然が奏でる香りの交響曲「フローラ オーケストラ」というキャンペーンテーマで表現し、13の香りをどれでもいくつでも自由に重ねるという新たなフレグランスの楽しみ方を提案する。その組み合わせは1000通り以上と、無限の可能性が広がる。

「ローズ」古城の庭園に優雅に咲き誇るローズのすべてを表現した香り/「フルールドスリジエサクラ」:始まりを祝福する軽やかでピュアな桜とチェリーを彩る香り「ネロリオーキデ」:清らかにきらめくネロリとオーキデの花と果実の香り/「オスマンサスアブリコ」なめらかに甘く繊細な輝きを放つ金木犀の花の香り/「オルティブランシュ」ホワイトネトルが奏でる自由で凛とした草花のブーケを表した香り/「ラヴァンドブランシュ」洗い立てのリネンのように優しく包み込むホワイトラベンダーが際立つ香り/「セドラ」セドラの生き生きとしたフレッシュさと続くスパイシーなアクセント、そしてウッディが香る/「シダージャンジャンブル」ミントの清涼感とジンジャーのスパイスが調和し、シーダで締めくくる香り/「ラヴァンドポワーブルノワール」豊かに大胆に広がるラベンダーとブラックペッパーの刺激が奏でる香り
(公式オンラインショップ限定)
「グリシーヌ」シトラスの透明感のあるきらめきに、ウィステリアの柔らかいフローラルの余韻が重なる香り/「ノーブルエピン」果実の弾けるような明るさと、柔らかく広がるアーモンドの香り/「メリロー」大地を感じさせる青々とした植物の生命力と、蜂蜜のようなまろやかな甘さが表現された香り/「バーボティン」ハーブを思わせる、澄んだ清々しい香りに、カモミールとゴールデンボタンが交わる香り
(公式オンラインショップ・一部店舗限定・数量限定販売)

アイテム:オードトワレ(50mL 8470円)、オードパルファム(50mL 1万2430円)、シャワージェル(250mL 3960円)、ボディミルク(250mL 4840円)、ハンドクリーム(75mL 3300円、30mL 1870円)、リップバーム(12mL 2310円)。これらをコンバインして使用することで自分だけの香りで1日を楽しむことも。

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 オート・プロヴァンスで行われた、アート オブ セントのイベント会場には、13種の香りをそれぞれイメージしたヴィジュアルが飾られていた。これは、ヴィジュアルアーティストのHANA KATOBAが手がけていて、「香りが目に見えるとしたら」をコンセプトに、フレグランスが喚起する嗅覚体験を、視覚的にも体感できる新しい香りの世界を提案している。

 このアートにマリウスは、「情熱的でありながら、しなやかさもあり、自分との共通点も見出せました。脈々とした感情の中に落ち着きが宿っている。いつまでも見つめていたくなる魅力があります」と表現。そんな13のアートからマリウスが直感で選んだのが、全く異なる印象を持つ、セドラとネロリオーキデ。アートから香りを感じると「ネロリオーキデはスタートしたばかりの情熱を感じながら、そこに落ち着きを感じるちょっと甘さのある香りで、それが今自分の中に持っているポテンシャルとリンクして、(自分の気持ちが)証明されたと思いました。そこにセドラを重ねると、一気に洗練さが増しますね」と語り、重ね付けることで広がる香りの可能性を堪能した。さらに「これらの香りからは、オート・プロヴァンスで実際に感じた自然の匂いにリンクします。朝、ホテルの周辺を散歩したのですが、朝日と植物がリンクして五感を刺激されたことを、このアート オブ セントを香ると、その時のことを思い出しました」と、オート・プロヴァンスの自然がフレグランスに落とし込まれていることを実感した。

10月13日まで開催ポップアップイベント「i/8191 FLORA ORCHESTRA」

Image by: FASHIONSNAP

 ポップアップイベント i/8191 FLORA ORCHESTRAは、13日まで東京・原宿のThe Icebergで開催している。会場を入ると迷路のように区切られたセクションで、ロクシタンの故郷であるオート・プロヴァンスの魅力や、そこから生まれたアート オブ セントの香りのアッサンブラージュ体験などを堪能できる。初日には長谷川ミラがひと足さきに来場し、今夏経験したオート・プロヴァンスの旅に思いを馳せ、またアート オブ セントの香りを五感に触れた。

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 アート オブ セントについて長谷川は「これだけたくさんの組み合わせがあるからこそ、その時の気分にぴったりの、自分だけの香りを見つけることができます。フレグランス同士はもちろん、ボディケアも合わせて香りのアッサンブラージュを楽しめるのが魅力です」とその重ね付けできる香りの奥深さに浸った。

 13種の香りの中から、長谷川が“今日の気分に合う香り”として選んだのが、グリシーヌ。「爽やかなシトラスと上品な藤の花が混ざり合う香りが、涼しくなってきた秋口にぴったり」とその魅力を表現。さらに、グリシーヌに重ねる香りとして、優しい甘さのあるフルールドスリジエサクラと、草原を思わせるハーバルなオルティブランシュをセレクト。「時間や場所によって重ねる香りを使い分けたり、思い切って3つを一緒に合わせたり、自由に香りを楽しめるのが嬉しい。お気に入りの香りを軸に、重ねる香りを探していくのもおすすめです」と呼びかけた。

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 イベントではオート・プロヴァンスでの旅を振り返り、「ロクシタンが手掛ける五つ星ホテル『ル クヴォン デ ミニム』も、原料となる植物を栽培する農園も壮大で美しくて、おとぎ話の世界にいるような感覚でした。自然豊かなオート・プロヴァンスは、外を歩いているだけでもさまざまなお花やハーブの香りに包まれました。アート オブ セントのボトルには現地の空気がそのまま詰まっているように感じて、香りをまとうたびに、旅の思い出が鮮明に蘇ります。さらに現地では、農園や研究所で働く方々のお話を直接聞き、それぞれのプロがより良いものを作ろうとしている真摯な姿勢に感動しました。絶対にまた訪れたい場所です」とその体験の豊かさを伝えた。

カーディガン 2万7836円(参考価格)、スカート 2万7836円(参考価格)/ORR(HANA SHOWROOM hana.showroom@hana-korea.com)、その他(スタイリスト私物)

Shooting for Mila Hasegawa styling: yumi higashide, hair & makeup: Kenji Takagaki | photography: Hikaru Nagumo, text & edit: Akiko Fukuzaki, Mayu Kamitamari, casting: Takashi Sasai, project management: Takako Toboku (FASHIONSNAP)

最終更新日:

◾️i/8191 FLORA ORCHESTRA
期間:2025年10月2日(木)〜10月13日(月・祝)
会場:The Iceberg
所在地:東京都渋谷区神宮前 6-12-18
営業時間:11:00~19:00(13日のみ11:00〜17:00)
※フリー入場制(予約不要)

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