Sports まとめ

あの国はどのブランド?機能性とデザインで魅せる平昌オリンピック各国のユニフォーム

 オリンピックの開会式や試合を見ていると気になる各国のユニフォーム。国旗のモチーフやナショナルカラーを取り入れた色とりどりのデザインをまとって入場する選手団の姿は大会のハイライトの一つです。お馴染みの有名ブランドから各国のローカルブランドまで"気になるあの国のユニフォーム"をチェックしてみましょう。

 

◆アメリカ

 ショーン・ホワイトやリンゼイ・ボンなどのスター選手を擁するアメリカは冬季五輪史上最多の242選手を平昌に派遣します。開会式と閉会式は2008年以来オリンピックとパラリンピックで公式ユニフォームを提供している「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」が担当。アメリカンカラーの開会式用パーカと閉会式用ボマージャケットの内側にはヒーティングコンポーネントが搭載され、ハイ、ロー、オフの3段階の温度設定が可能というハイテク仕様で寒さから選手を守ります。

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 「ナイキ(NIKE)」は選手が表彰台で着用するユニフォームを担当。手袋はタッチスクリーン対応で、選手たちがセルフィ―をスムーズに撮ることができる嬉しい機能も。

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 また、種目ごとではフリースキーは「ザ・ノースフェイス(The North Face)」、モーグルは「コロンビア(Columbia)」、スノーボードは「バートン(BURTON)」などがそれぞれの競技用ウエアを提供しています。

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左から「ザ・ノースフェイス」、「コロンビア」、「バートン」

◆カナダ

 国技でもあるアイスホッケーでのメダル獲得が期待されるカナダの公式ユニフォームを手掛けたのは地元の老舗デパート「ハドソン・ベイ(Hudson's Bay)」。ハドソン・ベイは2006年のトリノオリンピックからカナダチームのユニフォームを提供しており、カナダのモチーフであるメイプルリーフを随所にあしらったアイテムをデザインしました。公式フットウエアは「アンダーアーマー(Under Armour)」が提供しています。

◆オーストラリア

 夏真っ只の中冬季五輪に挑むオーストラリアは地元の制服専門メーカー「トータル イメージ グループ(Total Image Group)」が公式スーツを提供します。緑を基調とするブレザーの内側にはオーストラリアのこれまでの冬季オリンピックメダリストの名前が刻まれており、素材は100%オーストラリア産のメリノウールで保温力抜群です。開会式ではパフォーマンススキーウエアブランドの「カーボン スポーツ(Karbon Sports)」が制作したメタリックカラーにナショナルカラーのジップが配されたダウンジャッケットを着用して選手たちが入場行進します。

◆スウェーデン

 冬季五輪強豪のスウェーデンのユニフォームは2013年から数えて3大会目連続でH&M」が手掛けます。開会式と閉会式だけでなく、トレーニングや選手村で着用できるアイテムを制作。選手によるフィードバックや試着を重ねて開発され、ナショナルカラーのブルーとイエローがスウェーデンらしさを際立たせます。

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◆ドイツ

 世界的スポーツブランドの「アディダス(adidas)」は母国・ドイツの公式ユニフォームをデザイン。開会式のみならず、表彰式の際に着用するユニフォーム、トレーニングウエアなど一式を提供します。

◆スイス

 スイス選手団は、鮮やかな赤を基調とするウエアを着用予定。地元スイスのスポーツ用品メーカー「Ochsner Sport」が開会式だけでなく表彰式や移動、選手村での滞在時のウエアを提供します。

◆イギリス

 イギリス選手団の公式スーツは制服メーカーの「シモン ジャージ(Simon Jersey)」が制作。インナーの赤がイギリスらしさを演出し、ジャケットはポリエステル、ビスコース、ポリウレタンの3つを混合して柔らかく耐久性の高い素材に仕上げました。公式ウエアは「アディダス」が提供しています。

Team GBさん(@teamgb)がシェアした投稿 - 1月 17, 2018 at 5:11午前 PST

Team GBさん(@teamgb)がシェアした投稿 - 1月 26, 2018 at 4:06午前 PST

◆フィンランド

 フィンランドのスポーツウエアブランド「アイスピーク(Icepeak)」は公式ウエアから、トレーニングおよびウォーミングアップ用のウエアまでを一式提供。オレンジやターコイズブルーの差し色やグラフィックを取り入れたアクセントが効いたデザインです。

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◆ポーランド

 ポーランド選手団のウエアは地元のスポーツブランド「4F」が制作。昨年10月に首都のワルシャワで行われたファッションショーで発表されました。赤と白のメインカラーに合わせたグレーでどことなくストリートファッションの雰囲気も。

◆ロシア

 今大会ドーピング問題を理由に個人資格での参加のみ認められているロシアは、当初発表したロシア国旗の色を使った公式ユニフォームの使用の承認が得られなかったため、デザインを変更。ロシアオリンピック委員会のゼネラルパートナーでライセンシーブランドの「ZASPORT」が手掛けた変更後のユニフォームは、グレーを基調にナショナルカラーの赤・青・白が排除されたシンプルなデザインです。ロシアと特定されるあらゆるシンボルの使用も禁止されているため、国旗の代わりに胸元には「ロシアからのオリンピック選手」を意味する「OAR(Olympic Athlete from Russia)」のロゴがとりつけられています。

ZASPORTさん(@zasport)がシェアした投稿 - 1月 18, 2018 at 3:11午前 PST

◆イタリア

 イタリアは「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のスポーツライン「エンポリオ アルマーニ EA7(EMPORIO ARMANI EA7)」が、イタリア代表チームの公式ユニフォーム一式を提供します。テクニカルファブリックを使用したスキートラックスーツやマントル、ロングダウンコート、フリースシャツをはじめ、手袋や帽子、シューズ、バッグまでを用意。 ミッドナイトブルーのウエアには、イタリアの国旗カラーと「EA7」のロゴがあしらわれ、ジャケットとスウェットシャツのライニングにはイタリア国歌の最初の歌詞である「Fratelli d'Italia(イタリアの兄弟)」がゴールドカラーで入っているのがポイントになっています。


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◆ノルウェー

 冬季五輪ではこれまで最多となる300を超えるメダルを獲得してきた強豪国ノルウェーからは、毎回奇抜なデザインで話題を呼ぶカーリングチームのユニフォームを紹介。その人気はフェイスブックに48万もの「いいね!」を持つファンページが立ち上がるほど。派手な柄のゴルフウエアを展開することで知られる「ラウドマウス(LOUDMOUTH)」が手掛けたセットアップはノルウェー国旗の赤、青、白が使用されています。バンクーバー五輪ではハーリキン・チェック、ソチ五輪ではモンドリアン柄のようなデザイン、そして今回は氷柱をイメージしたという派手なペインティング柄のデザインに仕上がっており、試合でも要注目です。



◆オーストリア

 アルペンスキーで圧倒的な強さを誇るオーストリアの公式ユニフォームはアウドドア用品メーカー「ミレー(MILLET)」が担当。国旗の赤と白のバイカラーが配色されたデザインです。

◆韓国

 今大会の開催国である地元・韓国の公式ウエアは「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」が担当。白を基調にしたウエアの裏地には小さな字で韓国の国歌が記されており、同様のデザインのダウンジャケットや室内用トレーニングウエアも用意されました。開会式の入場行進では南北統一旗を掲げ、北朝鮮との合同入場を予定。両国の選手が着用するユニフォームにも注目が集まります。

◆日本

 日本の公式ウエアは「アシックス(ASICS)」が担当。「PROUD OF JAPAN」「日本を、誇れ。」をコンセプトに、選手、国民、日本のものづくりなどすべての誇りを重ね合わせ、本大会へ挑んでいくといった意味がデザインに込められています。メインカラーは雪にも映えるという鮮やかな「サンライズレッド」、サブカラーには「ジャパンシーブルー」を採用。保温性や機能性だけでなく、スポーツシューズでは初めてエコマーク認定を取得したファーブーツとトレーニングシューズを提供し、サスティナビリティにも配慮しています。また渡航中や式典用のフォーマルスーツは「AOKI」が手掛けました。

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