東京ファッションの今を発信「VERSUS TOKYO」の見所は?オーガナイザー吉井雄一に聞く

「VERSUS TOKYO」オーガナイザー吉井雄一
「VERSUS TOKYO」オーガナイザー吉井雄一
Image by: Fashionsnap.com

 ファッションイベント「VERSUS TOKYO(バーサス トーキョー)」が、約1年半ぶりに帰ってくる。東京で今一番旬のファッションと音楽を集め、ファッションウィーク最終日の10月18日、資生堂メンのタイアップのもと開催予定。注目の6ブランドが参加し、一般参加イベントとして3回目となる「VERSUS TOKYO」を前に、オーガナイザーの吉井雄一氏に目的や各コンテンツの見どころ、そして「第二ステージに突入する」という今後の展開について聞いた。

 2011年10月のファッションウィーク最終日に初めて開催された「VERSUS TOKYO」は、今回で3回目、渋谷ヒカリエ内で実施されるオールナイトイベントとしては2回目を数える。開催の目的について吉井氏は、初回から一環して「東京のファッションを盛り上げること」とし、未来を担う若い世代に向けて「ファッションの仕事には夢や感動があることを伝えたい」と話す。

 「VERSUS TOKYO」は、ファッションショーや音楽コンテンツなど、一般客も参加が可能。これまでの開催でも、会場から溢れるほどの来場客を集めてきた。「好きなものは好き、と個人が発信できる時代。業界人だけではなく、一部を一般に扉を開くことは意義がある」という考えで、生でしか感じられない空気感や熱気を重視している。

 また、3回目の開催の課題として「育成」をテーマに掲げた吉井氏。「VERSUS TOKYO」を「常にフレッシュなファッションが発信される場」として確立させることで、ファッション業界を目指す若者を増やし、また若手デザイナーらに刺激を与え続けたいと考える。

■東京の"ニューウェーブ" 6ブランドが参加

 今回の参加ブランドについて吉井氏は、"ニューウェーブ感"というキーワードをあげた。毎回重視しているのは"フレッシュさ"で、今の時代を象徴するようなクリエイションと、幅の広さによって、世界に影響を与えている東京のカルチャーを体現するようなラインナップを目指した。

<C.E(シーイー>

 SKATETHING(スケートシング)が手がけるブランドで、前回は夜の遅い時間にもかかわらず、会場となったヒカリエホールAのキャパシティを大きく超える1000人以上の客を集めた。「VERSUS TOKYOの一端を完璧に演出してくれた。今回も、何をやってくれるのか期待している」。

xce-1314aw-130323_001-t.jpg前回VERSUS TOKYOのトリを務めたC.Eの映像を使ったショー

<FACETASM(ファセッタズム)>
 初回の「VERSUS TOKYO」でランウェイデビューを飾ってから、今回で7回目のショー。「デザイナー落合くんはニュージェネレーションの筆頭として、突っ走っている。日本人デザイナーは器用にまとめることが上手いが、それとは真逆な初期衝動とクリエイションの着地点が、スリリングでありながらピュアなものを感じる」。

facetasm2014aw20140320-top001.jpgFACETASM 先シーズンの2014-15年秋冬コレクション

<MR.GENTLEMAN(ミスター・ジェントルマン)>
 吉井氏が「PHENOMENON(フェノメノン)」デザイナーのオオスミタケシ氏とタッグを組み、"ニュースタンダード"を提案しているブランド。
「C.Eが2014年におけるシーンのあるパートを象徴しているとするなら、僕らもまた別のあるパートを表現していければいいなと思っている。これからも現代の東京らしいニュースタンダードを追求していきたいし、VERSUS TOKYOでは独自の表現、発表が出来たら」。

mr_gentleman2014aw2014317-top.jpgMR.GENTLEMAN 先シーズンの2014-15年秋冬コレクション

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