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NEIL BARRET

ニール バレット

「ニール バレット」とは?——象徴的なグラフィックアイテムからブランドの歴史まで

ウィメンズ

NEIL BARRET

ニール バレット

「ニール バレット」とは?——象徴的なグラフィックアイテムからブランドの歴史まで

ウィメンズ

 イギリス出身のデザイナー、ニール・バレット(Neil Barrett)が設立したブランド。「クリーン & ワン・エクストラ・シング」をコンセプトに、トラディショナルなデザインに現代的な要素を加えた服づくりで知られている。コレクションは、デザイナーのルーツであるブリティッシュテーラードを主軸に、ミリタリーやワークといった実用的なユニフォームをハイブリッド。ナイロンやメッシュ素材などスポーティな要素やモダンなグラフィックを加えた、シャープなカッティングのウェアが人気。無骨さと若々しさを同居させ、モノトーンベースの落ち着いたコレクションに落とし込んでいる。メンズとウィメンズ、キッズを展開する。

デザイナー

ニール・バレット

Neil Barrett

1965年、イギリス・デボン生まれ。ロンドンのセントラル・セント・マーチンズと王立美術大学でファッションを学ぶ。在学中は、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)の卒業コレクションを手伝ったことも。89年、卒業コレクションが評価され「グッチ(Gucci)」のメンズ部門シニア・デザイナーに就任。その後「プラダ(PRADA)」メンズのデザイン・ディレクターとして活躍する。99年、自身のブランド「ニール バレット(Neil Barrett)」を立ち上げ、ミラノ・ファッション・ウィークでデビュー。

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- CHARACTERISTIC ITEM - 

ニール バレットを象徴するデザインは稲妻のグラフィック「サンダーボルト」

 目を引くグラフィックを多用するニール  バレット。中でもアイコニックなモチーフが「サンダーボルト」。フェアアイル柄のように稲妻モチーフをあしらった「フェアアイル サンダーボルト」はたびたび登場する人気デザイン。Tシャツやプルオーバーからバッグ、アクセサリーまで、「サンダーボルト」が落とし込まれたアイテムは多岐にわたる。

- SECOND LINE -

かつて三陽商会とタッグを組んだセカンドラインも販売

 「ブラック バレット バイ ニール バレット(BLACKBARRETT by NEIL BARRETT)」は、ファッション感度の高い20代男性を中心に、こだわりあるアイテムをメインラインより価格を抑えて提案。ブランドらしいモノトーンのイメージはそのままに、スポーティーな要素を強めた。三陽商会がライセンス契約を結び展開していたが、17年3月に本国との契約を終了した。

2016年春夏コレクション

Imaged by BLACKBARRETT by NEIL BARRETT

- MAIN SHOP - 

日本での主な直営店は百貨店

 「ニール バレット」の主な国内直営店は、東京と大阪の百貨店。東京はギンザシックス、渋谷パルコ、阪急メンズ東京。大阪は阪急メンズや大丸心斎橋。

- COLLECTION -

「ニール バレット」2020年秋冬コレクションの特徴

 2020年秋冬は、ニールらしい構築的でシャープなカッティングのミニマルなウェアに、アウトドア&ワークのテイストをハイブリッド。アウトドア由来のアクティブなネオンカラーを多用し、ワークウェア由来のパッチポケットをアクセントに際立たせた。もこもこしたシアリングアウターにはレザーを掛け合わせることで、ほっこりさせず男性らしいムードに。端正なセットアップにはホワイトスニーカーを、リラックスしたガウンにはチェスターフィールドコートを羽織るなど、相反するテイストを組み合わせるスタイリングも目を引く。

2020年秋冬コレクション

Image by Neil Barrett

HISTORY

主要年表

【2018年】
初のキッズコレクションを発売。

【2016年】
メンズスキーウエアコレクションを発売。

【2011年】
ブランド初となる広告キャンペーン「TWO BODIES」のヴィジュアルを公開。

【1999年】
ニール・バレットが自身の名を冠したブランドをスタート。

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