
Image by: Courtesy of Balenciaga

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ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が「バレンシアガ(BALENCIAGA)」で初めて手掛けた第55回オートクチュールコレクション。メゾンの意思と本質を讃え、職人技の現実に根ざしながら、クチュールの概念を現代に問い直した。
デザインは内部の構造から刷新。身体を3Dデジタルスキャンして仕立てたコートやドレスは、内側の成形技術によって構築性と軽やかさを両立している。テーラリングとフルー(ドレス)を融合させたスタイルも登場。また、先進的なバイオ素材「AMSilk」の導入や、創設者が考案した生地を刷新した「ネオ・ガザール」の使用など、テキスタイルの革新性が際立つ。
一部のルックは反復して登場し、二度目は黒一色で見せることでシルエットを強調。フェザーの造形は、帽子デザイナーのフィリップ・トレイシーと協業した。身体と衣服の関係性を問い直し、クチュールを彫刻として捉えたクリストバル・バレンシアガの思想に共鳴しながら、ヘリテージの進化を提示した。
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「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は1917年に、クリストバル・バレンシアガが創設。当時から、革新的なクチュールのテクニックが高く評価されてきた。2016年秋冬からはデムナ(Demna)がクリエイティブディレクターに就任。近年は、ダッドスニーカーブームの火付け役である「トリプルS」や「トラック」、ブランドのショッパーを模したバッグなどがSNSでも反響を呼び、10〜20代を中心に幅広い層へ知名度が広がっている。
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