
Image by: Paul Smith

Image by: Paul Smith
「ポール・スミス(Paul Smith)」が、「Suits in Unsuitable Situations」をテーマに掲げた2027年春夏メンズコレクションをミラノで発表した。今季は、スーツを特別な場に限定するのではなく、日常の風景の中で自然に着用され、時間とともに着る人の個性を帯びていく服として再定義。コレクションは、デザインディレクターのヘレン・ホームズとサム・コットンが主導し、かつてテーラリングに柔らかさと軽やかさをもたらした1980年代のアーカイヴを新たな視点で再構築した。
インスピレーションの源流にあるのは、フルスーツの裾をまくって海に浸かっていたデザイナーの祖父の姿や、トスカーナ地方で収穫時についた葡萄の染みが残るリネンスーツの記憶。これらを反映するように、袖口を折り返し、タイを緩め、シャツのボタンを外したリラックス感のあるスタイリングを提案した。
素材には、スコットランド産のトロピカルウィーブ、ムリネのシアサッカー、プリントを施したシルク羽二重などを採用。裏地を省いた柔らかなシルエットを用いた一方で、衣服の内側には手作業によるパッドステッチやフラワーループといった伝統的な仕立ての技術が用いられた。また、ウェアには帆船や貝殻、ペニー硬貨をかたどったピューターや真鍮のチャームが添えられ、時を超えて愛される気楽さと遊び心をコレクション全体で表現した。
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1970年、当時24歳のポール・スミス(Paul Smith)が英ノッティンガムにショップをオープンしたのが始まり。英国テーラードに鮮やかな色合わせやプリントで独特のスパイスを加えたコレクションが特徴。メンズとウィメンズのコレクションラインに加えてセカンドラインの「PS ポール・スミス(PS PAUL SMITH)」を展開するほか、服飾雑貨から時計、アクセサリー、家具まで、アイテムは多岐にわたる。国内におけるマスターライセンシーは伊藤忠商事(2023年1月時点)。メンズウェアはジョイックスコーポレーション、ウィメンズウェアはオンワード樫山がライセンス展開している 「ポール・スミス」のアイテムを見る
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