
Image by: FASHIONSNAP(Koji Hirano)

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土居哲也が手掛ける「リコール(RequaL≡)」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2027 S/S」でランウェイショーを開催し、2027年春夏コレクションを発表した。会場は渋谷ヒカリエホールA。
今季のテーマは、“記憶とコードを書き換える”という概念を着想源にした「(re)codex(re)member」。ブランドが歩んできた10年間を振り返りながら、過去の記憶と衣服にまつわる既成概念を“書き換える”ことを試みた。
ショーは、ヴァイオリニストの岩住励によるどこか不穏な生演奏とともに幕を開けた。2枚のシャツをドッキングして一着に仕立てたファーストルックを皮切りに、衣服の固定観念をひっくり返す、通称「反転劇」を取り入れたルックが次々と登場。複数のシャツの身頃をつなぎ合わせたスカートや、シャツを上下逆さにしてサルエルパンツに落とし込んだボトムス、ランプシェードに見立てた帽子など、既存のアイテムを解体し、本来とは異なる役割を与えることで新たなシルエットを提案した。
再構築の対象は衣服だけではなく、土居自身の記憶にも及んだ。幼少期に遊んでいたぬいぐるみを取り付けたベストが登場したほか、過去のコレクションで発表したクマのモチーフを、衣装制作などを手掛けるブランド「もりもり(mori mori)」との協業で再解釈。ブラウンとアイボリーを基調に、全身を細かなフリルで覆ったドリーミーな一着へと生まれ変わらせた。今季はもりもりのほか、「バナル シック ビザール(banal chic bizarre)」や「ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」「ニューローズ(NewRose)」「オーバーレース(overlace)」「再倖築」など11組のブランドやクリエイターと協業。土居がかつて憧れた先輩から、ともに歩んできた仲間、リコールを見て成長してきた次世代まで、それぞれとのコラボレーションを通じてブランドの過去、現在、未来を一つのランウェイに重ね合わせた。
リコールがランウェイ形式でコレクションを発表するのは約3年ぶり。土居はその間、「リコールに求められているものと、自分が表現したいこと」の間で揺れながら、「見せる服」と「着せる服」のあり方を模索してきたという。今回のショーでは、そうした葛藤を経て、自身の生活や記憶、過去に生み出したアイデア、これまで築いてきた人々とのつながりを改めてクリエイションへと昇華。11年目以降は「見せる服」と「着せる服」の双方をアップデートしながら、流行に迎合することなく、自身のペースでブランドを続けていきたいと語った。
最終更新日:



























































































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