2020SS パリ

ROKH

 ロク・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」が9月23日、2020年春夏コレクションをパリで発表した。今シーズン、デザイナーのロクがインスピレーション源に挙げたのは、10歳の頃に家族で過ごしたアメリカでのロードトリップの記憶。

 1994年7月、僕が10歳のときに家族でオースティンを離れた。家族4人、白のリンカーン・タウンカーに乗り込んで、父の運転のもと3ヶ月間、ニューヨークからヨセミテまでを道の上で過ごした。フィルム写真、そして今でも時折脳裏に浮かぶ家族のロードトリップの記憶。3ヶ月間、父はまるで山を登る準備は万全かのように、いつも青いハイキングベストを着ていた。今でも父を思い出すのはそのベストを着た姿だ。

 コートやセットアップに大胆にあしらわれたロープ、ハイキングシューズ、そしてコートの上に重ねられたバックパックのストラップなど、ロードトリップやハイキングを連想させるモチーフはコレクションの随所に見られた。ロクのアイコンアイテムでもあるトレンチコートは、ニューヨークのストリートで目にしたワークウェアからインスパイアされたもので、よりクリーンなシルエットに。テフロン加工が施されてウォータープルーフに仕上げられた。コレクション全体に見られたアーストーンは山をイメージしたもので、アクセントとして散りばめられたアシッドプリント、くすんだブルーやレッドなどは、家族写真からインスパイアされたという。

 クチュールライクなガウンにポロシャツ、トレンチコートにスニーカーを合わせるなど、スタイリングは自由でモダン。アクセサリーでは、定番のファイルバッグがマスタードやブラックといったカラーで登場したほか、巨大なトートバッグが目を引いた。 

Image by: ROKH

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