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ROKH

ロク

「ロク」とは?——ポスト・セリーヌと評される理由からアイコンのトレンチアイテム、取り扱い店舗まで

ウィメンズ

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「ロク」とは?——ポスト・セリーヌと評される理由からアイコンのトレンチアイテム、取り扱い店舗まで

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デザイナーのロク・ファン(Rok Hwang)が2016年にスタートし、ロンドンをベースにパリでコレクションを発表するインディペンデントなウィメンズブランド。定番アイテムは、トレンチコートを再構築したアイテム。"コンセプチュアルだけど、女性らしく着られる"コレクションは、"ポスト・セリーヌ"とも称され、若手注目株として各国のバイヤーやエディターから高く評価されている。2019年秋冬パリ・ファッション・ウィークでは、公式スケジュールのトップバッターとして、初のランウェイショーを行った。

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ロク・ファン

Rok Hwang

韓国とアメリカ・テキサス州オースティンで育ち、19歳で渡英。ロンドンのセントラル・​セント・マーチンズでメンズウェアとウィメンズウェアを学ぶ。卒業直後の2010年から3年間、フィービー・ファイロが手掛ける「セリーヌ(CELINE)」でアシスタントデザイナーを経験。その後、フリーランスデザイナーとして「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」や「クロエ(Chloe)」などに携わる。2016年にウィメンズブランド「ロク」をスタート。2018年度の「LVMHプライズ」で特別賞を受賞する。2019年秋冬パリ・ファッション・ウィーク公式スケジュールのトップバッターとして、初のランウェイショー形式でウィメンズコレクションを発表。2021年1月には、京都西陣発の老舗織物メーカー川島織物セルコンと、デンマークの家具メーカー「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」とのトリプルコラボレーションで“エッグチェア”を発売した。

- BRAND CONCEPT -

強みは、"コンセプチュアルなのに着やすい"バランス感

 「ロク」の魅力は、カルチャー感やアート性を感じるデザインながら、女性らしく着こなすことがバランス感だ。公式サイトでは、ブランドコンセプトについて「ファッションで表現するコンセプチュアルアートの形式」と紹介しており、美術や音楽、クラフト、パフォーマンスなどのさまざまな要素をコレクションに昇華させている。

  解体・再構築をキーワードにした、複雑で遊び心のあるディテールが、デイリーユースできるアイテムに落とし込まれているのも支持される理由のひとつ。毎シーズンのコレクションは、ロク・ファンの"幼少期の記憶"がコンセプトになっている。

 自身のクリエイションのルーツとして、「セリーヌ」のアトリエ勤務時代に「フィービー・ファイロのただかっこいい服を作るだけではなく、服をどう着るか、着た人がどんな気持ちになるか、という姿勢に感銘を受けた」と語っている。

 ブランドに携わるのは、フランスのラグジュアリーブランドで経験を積んだスタッフら。ファッション以外のアートワークとして、ブランドのルック画像や映像製作などの多くを、ロク自身が手掛けている。

- CHARACTERISTIC ITEM -

アイコンは再構築されたトレンチアイテム

ROKH 2020年秋冬コレクション

2020年秋冬コレクション

Imaged by ROKH

ROKH 2021年春夏コレクション

2021年春夏コレクション

Imaged by ROKH

 アイコンは、毎シーズン、変形シルエットや素材の組み合わせのバリエーションで提案されるトレンチアイテム。袖をチェック柄のシャツ地で切り返したり、フリル付きのドレスと複雑に融合させたり、上部を切り落としてスカートにしたりなど、トレンチコートをベースに新たなアイデアが加えられている。

 メンズシャツやテーラードジャケットなど、トラディショナルなアイテムを解体・再構築したようなデザインも"ロクらしさ"として認識されている。

- LOGO -

ブランドロゴの“0000-0000”の意味

 ロクのアイテムには、ロゴとセットで"0000-0000"の意味深げな数字がプリントされている。タグのシーズン表記や型番を模した、この数字には「シーズンレスでタイムレスな服を作りたい」という強い思いが込められている。

- MAIN SHOP -

日本での主な取扱店は、リステアや伊勢丹新宿店

 日本での主な取扱店は、リステアや伊勢丹新宿店リ・スタイルなど。今後パリにオフィスを移転し、1号店を出店する構想もある(2021年7月現在)。

- COLLECTION -

最新コレクション2021年秋冬の特徴

「ROKH」の2021年秋冬コレクション

2021年秋冬コレクション

Imaged by ROKH

「ROKH」の2021年秋冬コレクション

2021年秋冬コレクション

Imaged by ROKH

 ロクがセントラル・​セント・マーチンズの学生時代だった「1990年代について深く考え、多文化な自身のアイデンティティについて振り返った」という2021年秋冬コレクション。ボディコンシャスなドレスやスカートに、美しく揺れるフリンジやフレアのディテール、デニム素材などを用いることで、やわらかさやカジュアルさを追加。仕上げにハーネスやレザー調のランジェリーなどを合わせることで、「ロク」流のハード過ぎないフェティッシュな世界観を表現した。

HISTORY

主要年表

【2021年】
京都西陣発の老舗織物メーカー川島織物セルコンとデンマークの家具メーカー「フリッツ・ハンセン」とのコラボレーションで"エッグチェア"を発表。

2021年秋冬コレクションを初のイメージムービーで発表。

【2020年】
「ダブレット(doubulet)」とのコラボレーションアイテムを発売

【2019年】
2019年秋冬パリ・ファッション・ウィーク公式スケジュールのトップバッターとして、初のランウェイショー形式でウィメンズコレクションを発表。

5月、リステアでアートイベント「Rokh: Rok Hwang ART」を開催し、デザイナーが来日。

【2018年】
2018年度の「LVMHプライズ」で特別賞を受賞。同年のグランプリは「ダブレット」

【2017年】
2018年春夏キャンペーンとして、イメージビジュアル「Late for the sky」を発表。

【2016年】
ロンドンを拠点にウィメンズブランド「ロク」をスタート。

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