「ヴァレンティノ（VALENTINO）」2025-26年秋冬コレクションのテーマは「ル メタ テアトロ デ アンティミテ （LE MÉTA-THÉÂTRE DES INTIMITÉS＝親密さのメタ劇）」。パリのアラブ世界研究所に設けられたショー会場は公衆トイレが再現され、無数のドアからモデルが登場した。

　クリエイティブ ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ（Alessandro Michele）が手掛ける2シーズン目のプレタポルテコレクションは、ファーストシーズンと同様にヴァレンティノ・ガラヴァーニのコードを引き継ぎながら、特に繊細なレースを多用し、ランジェリーのディテールも取り入れた。スタイリングでは、ジャージー素材のフードやレース付きのヘアバンドが、カジュアルさをプラスしている。

　新作バッグとしてホーボーバッグが登場したほか、シューズでは「ヴァンズ（VANS）」とコラボレーション。オフザウォールをベースとした全5種が展開される。