2009SS

writtenafterwards

 ロンドンのセントマーチンズ校出身の実力派、山縣良和氏と玉井健太郎氏による「writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」。ファッションを社会や文化、環境的観点を持ったコミュニケーションツールとして捉え、人と衣服との新たな関係性を構築する。
 初のインスタレーション形式での発表となる今回のテーマは「prince prince prince」。レトロな人形劇場の舞台に登場したのは、イメージとは少しズレた王子様だった。
 彼らが身につけているのは、パフスリーブやリボンなど、極めてフェミニンな要素を加えたメンズ服。 シャツをショートパンツにインしたスタイルやカマーベルト、 光る素材の上下やカラフルなストライプ地がポップで中性的な印象を強める。そこに造花や折り紙で作られたような装飾、そこに子馬やマネキンなどの小道具が加わり、あえてチープに見せるかのような演出やくずし感。
 東京コレクションに遊びや自由を与えたかったと山縣氏。世間を騒がす"王子"のイメージを覆すと共に、既成概念や性をも転換。独特の世界観を表現し、比較的おとなしい印象の東京コレクションに異彩を放った。

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