yushokobayashi2027年春夏コレクション
地上を夢見た人魚の涙
Image by: Runway:FASHIONSNAP(Koji Hirano)、Backstage:FASHIONSNAP(Ippei Saito)

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今季から小林裕翔と上原碧海のデザイナー2人体制となった「ユウショウコバヤシ(yushokobayashi)」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2027 S/S」でランウェイショーを開催し、2027年春夏コレクションを発表した。
今季のテーマは、人魚姫の物語から着想した「Mermaid Tears」。昨年、ファッションアワードを受賞した際、知人に「裕翔くんはずっと地下にいると思っていた」と言われた経験を起点に、これまで自分たちがいた場所を“海の底”に重ね、地上の世界に憧れる人魚の姿を描いた。プレスリリースには「私は何と引き換えに、地上に上がれるのだろうか」と綴り、憧れた姿を手にする代わりに、喪失や痛みを知る人魚姫の物語に自身の現在地を投影した。
コレクションでは、海の底から水面を見上げたときに差し込む光をイメージし、ホワイトや淡いブルー、ピンクを中心とした柔らかなカラーパレットを採用。ブランドを象徴するニットアイテムは、春夏シーズンらしくコットンを用いて軽やかにデザイン。立体的なカッティングも取り入れ、柔らかな素材とのコントラストを生み出した。また、花や動物、楽器などを手描きした「塗り絵」のモチーフを随所にあしらい、一部にはデザイナー自身が手作業で着色。「自分で色を付ける」という行為に、まだ見ぬ地上の世界への憧れを重ねた。
ショーの終盤では、地上への憧れから、その先で知る痛みへと物語が展開。フィナーレではモデルの一人が靴を脱ぎ、人間の足を得る代わりに一歩ごとに痛みを味わう人魚姫の姿を表現し、地上へ出ることで得た自由と、その代償を描き出した。
最終更新日:

















































































































































































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