日本人ロースター伊藤篤臣が惚れ込んだ台湾産"幻の珈琲"が上陸

コーヒースペシャリスト伊藤篤臣
コーヒースペシャリスト伊藤篤臣
画像: Fashionsnap.com

 コーヒースペシャリスト伊藤篤臣が手掛ける台湾・阿里山のスペシャルティコーヒーブランド「アリサンコーヒー(Alisan coffee)」が日本に本格上陸した。渋谷ロフトで開催されている台湾デザイングッズを集めたポップアップショップ「新星台湾」での販売に伴い、試飲会を4月20日と21日の2日間で実施。前日の4月18日と19日に阪急うめだで取り扱われた際には商品が完売するなど、サードウェーブコーヒーの中でも支持の高い豆として注目を集めている。

 「アリサンコーヒー」は、当時の日本人移民が耕した畑をリブランディングして収穫した豆を使用。上質なアーモンドのような風味とミルクチョコレートやキャラメルのような濃厚な強い甘みが特徴で、農薬や化学肥料を一切使わず豆の仕分けも一粒一粒手作業で行われるなど品質管理が徹底されている。世界的に有名な高山茶よりも生産面積が少なく、3年寝かせ熟成させてから出荷する有機農法で育てられているなど希少価値が高く、焙煎豆80グラムが2,400円で販売され値段も高額であることから「幻の珈琲」とも呼ばれている。

 伊藤篤臣は日本スペシャルティコーヒー協会認定のコーヒースペシャリストで、台北のコーヒー界で注目を集めている日本人ロースター。2008年の台湾旅行で阿里山のコーヒーの美味しさに魅了された伊藤篤臣はその後台湾に移り住み、2011年に「ALISAN DREAM PROJECT HEAD OFFICE」を立ち上げる。豆が持つ個性や品質を引き出すために、自らの手で焙煎。知人が手掛けているというパッケージは、台湾国内のデザイン賞を受賞している。

 コーヒー文化が徐々に定着しつつあるという台湾では現在、日本と同様に自国の純国産品に目を向ける動きがあるそうだ。中でも「アリサンコーヒー」は台湾国内だけではなく海外の展示会でも度々注目を集めており、国内では焙煎直売1号店がオープンしたばかり。日本では「URBAN RESEARCH堀江店」の1階に併設されているカフェ「アクセントカフェ」での取り扱いをはじめ本格展開を視野に入れているという。

 渋谷ロフトで開かれているポップアップショップ「新星台湾」では、焙煎豆のほかにドリップバッグ5個セットを1,900円で販売。店内では「アリサンコーヒー」に加えて、2016年の「ワールドデザインキャピタル」に選ばれた台湾の注目ブランドをラインナップしている。会期は4月26日まで。

■新生台湾
 会期:2015年4月13日(月)〜4月26日(日)
 売場:渋谷ロフト1階 イベントスペース

■試飲会
 4月20日(月)15:00〜21:00
   21日(火)14:00〜21:00