INFOBARから無印良品まで、深澤直人の国内初個展に歴代デザインが集結

深澤直人
深澤直人
画像: FASHIONSNAP

 プロダクトデザイナーの深澤直人の国内初となる個展「AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展」が、7月8日にパナソニック汐留ミュージアムでスタートした。代表作から日本初公開となる作品、最新作まで100数点以上を展示。ブランドや企業ごとで区切らずに融合し、生活空間を意識した展示空間に仕上げられた。

 展覧会のタイトル「AMBIENT」は英語で周囲を意味し、「空間が生活を豊かにする」と考える深澤直人がモノとモノの間にある"雰囲気"を展示を通じて体現。ダイニングルームやバスルーム、キッチンなど目的別で構成され、ガラスケースに収めずに展示することで生活空間に近づけたという。展示作品はパナソニック製品をはじめ、「無印良品」や「ビー・アンド・ビー イタリア(B&B ITALIA)」の製品、auの「INFOBAR」シリーズ、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」プロデュースのセイコーウオッチシリーズといった代表作に加えて、「ヒロシマ(HIROSHIMA)」のアームチェアなど今年発表した最新作が並べられた。前日の7月7日に開かれた内覧会で、深澤は「モノは壁側と身体側に寄っていく。機能は残るが、形をデザインする概念がなくなる」を持論を述べ、今回の展示ではただモノの形を作るのではなく、それを使った時にどのような雰囲気になるのかを考えた上でのデザインを見てほしいという。なお、展示作品はすべて撮影可能となっている。

 深澤は独立してから15年。近年はプロダクトに留まらず、イッセイ ミヤケの店舗デザインなども手掛けている。今後については建築関係の仕事や街づくりにも興味があり、「仕事空間と生活空間を混ぜて、良い街の雰囲気を作っていく」と大きなスケールでの"雰囲気づくり"に取り組んでいきたい考えだ。

■AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展
会期:7月8日(土)~10月1日(日)
休館日:8月14日(月)〜16日(水)
会場:パナソニック汐留ミュージアム
住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F
入館料:一般1,000円 / 65歳以上900円 / 大学生700円 / 中・高校生500円 / 小学生以下無料

パナソニック汐留ミュージアム:公式サイト