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舘鼻則孝が新たな挑戦、建築空間を手掛けたレストラン「コーテシー」がオープン

舘鼻則孝
舘鼻則孝
画像: FASHIONSNAP

 アーティストの舘鼻則孝がクリエーティブティレクションを手掛けた新業態レストラン「コーテシー(COURTESY)」が、9月29日に開業する新複合ビル「赤坂インターシティAIR」内にオープンする。これまでファッションデザイナーや現代美術家として活動してきた舘鼻は今回、新たな活動領域として建築空間に挑戦。自身の「心臓」をアイコンに、アートと食が融合した空間に仕上げられた。

 「コーテシー」は、表参道のベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」や伊豆のオーベルジュ「アルカナ」を手掛けるアクトコールグループが運営。名前はアートの専門用語に由来し、客との関係性を表現したという。

 外観はガラス張りで、白いカーテンを用いて朝・昼、夜で異なる表情を見せる。店内にはカウンター席とテーブル席を設けたほか、舘鼻が同店舗のために制作した新作を公開。舘鼻自身をCTスキャンした断面画像から再構築した心臓や脳、細胞などの人体をモチーフに、絵画や立体作品を手掛けた。作品は今後入れ替えていくという。店内奥にはマグやスマートフォンケースといったオリジナルグッズを販売するインショップを展開。舘鼻のキュレーションで若手作家を紹介するスペースも設け、オープン時はフォトグラファー山内聡美の写真作品が展示される。

 モーニングとランチはリッツカールトン大阪でヘッドベーカーを務めた青柳吉紀が作り上げる独創的なベーカリーメニュー、ディナーでは伊豆・湯ヶ島のオーベルジュ「アルカナイズ」元料理長の山本篤史が手がけるフレンチを提供する。価格帯はパン各種が250円〜、カフェメニューが400円、ディナーコースが8,000円〜(いずれも税別)。

 舘鼻は昨年3月にパリのカルティエ現代美術財団で公演した文楽の舞台を手掛けた経験を持つ。コーテシーでも「舞台を演出するような気持ちで取り組んだ」という。建築空間だけではなくコンセプトまで手掛けたのは今回が初めて。構想から完成まで1年あまりの月日を費やした。「固定のイメージを打ち出すのではなく、呼吸するような感じで変化を楽しめるレストランにしたかった」と話すコーテシーではセオリーにとらわれず、厨房の可視化で客との境目をなくすなど"関係性"を強く意識した。舘鼻は「図面のみですべてを考えるのは初めて。クリエーションを見て楽しんでくれるお客さんが集うこと前提だったので、やりがいを感じた」。オープンに向けて「ぜひ自分だけの居場所を作って欲しい」と呼びかけている。

■COURTESY
住所:東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 1F
アクセス:東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王」駅 直結
     東京メトロ 千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前」駅 直結
     東京メトロ 千代田線「赤坂」駅 徒歩5分
開業日:2017年9月29日(金)
席数:48席(うちカウンター席8席)
営業時間:モーニング・ランチ 7:00〜16:00
     ディナー 18:00〜22:00(L.O.21:00)
定休日:日曜日 ディナータイム、赤坂インターシティAIR休館日

※予約は、ディナータイムのみ受付可能
予約受付電話番号:03−6632−1679
予約電話受付時間:8:00〜22:00(※グランドオープンまでは10:00〜17:00)

公式サイト