アシードンクラウドがハバダッシュリーから独立

玉井健太郎デザイナー
玉井健太郎デザイナー
画像: FASHIONSNAP

 「アシードンクラウド(ASEEDONCLOUD)」を手掛ける玉井健太郎が、セレクトショップ「ハバダッシュリー(HABERDASHERY)」を展開する株式会社ハバダッシュリーから独立し、株式会社アシードンクラウドを設立した。ブランドの商標権はハバダッシュリー社からアシードンクラウド社に譲渡され、2018年春夏コレクションからアシードンクラウド社がブランドを展開する。

 これまでハバダッシュリーの運営のもとアシードンクラウドのデザイナーを務めていた玉井は、独立を決めた理由について「ある程度自由にやらせてもらっていたのでストレスはなかったが、母体がセレクトショップなので店舗ベースのビジネスが基本で、やりたいことがあってもシステムが確定してしまっていた部分があった」と話した。また、販売方法やビジネスについても改めて再考。「どういうスタンスでお客さんと向き合っていくかもきちんとデザインして、ブランドを確立させていくには自分で責任を持つ必要があると思った」。2018年秋冬シーズンには現在構想中だという"新しい売り方"に挑戦したいという。

 玉井健太郎はセントラル・セント・マーチンズ メンズウエア学科を卒業後、ロンドンで「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」UKのアシスタントデザイナーを経て帰国。2007年に山縣良和とリトゥンアフターワーズを設立し、2008年に東京コレクションに初参加した。2009年、リトゥンアフターワーズの活動から離れてアシードンクラウドを立ち上げた。ブランド名は玉井が子供の頃、初めて創作した絵本の名前「くもにのったたね」に由来。19世紀〜20世紀初頭の写真に見られるような古い作業着の美に、ウィットとユーモアを織り交ぜてデザインしている。