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TSIが「HUF」を子会社化、海外事業拡大へ

TSIホールディングス齋藤匡司代表取締役社長
TSIホールディングス齋藤匡司代表取締役社長
画像: FASHIONSNAP / HUF

 TSIホールディングスが11月27日、スケーターのキース・ハフナゲルが設立したブランド 「ハフ(HUF)」の企画販売を行うHUF Holdings, LLCの株式90%を取得し子会社化することを発表した。取得価額は6,300万米ドル(約70億円)の見通し。持分譲渡実行日は今年12月14日を予定している。

 「ハフ」は、米国、欧州を中心に30カ国でグローバル展開しているブランド。日本では「ステューシー(STÜSSY)」を展開しているTSIホールディングス子会社のジャックが国内販売権を取得し、2015年から販売代理店として運営している。これまでの2年間の協業を通じ、同グループの事業ノウハウを積極的に投入することで従来以上に国内及びアジアを中心とした海外での成長を見込めると判断した。  

 ハフは現在国内では3店舗を展開し年間4億円の売り上げがあるが、ステューシーの成功モデルをハフに取り入れ、5年後にはこれを30億円まで伸ばす計画。「スケートボードは東京五輪で正式種目になった。今後競技人口も増えていくだろう。日本のみならず、中国でも一気に伸ばしたい」(齋藤匡司代表取締役社長)という考えで、現在中国の大手アパレル企業との合弁交渉を進めている。海外では4,630万米ドル(約51億円)の売上高を5年後には100億円まで引き上げる方針だ。

 TSIホールディングスは中期経営計画(2018年2月期~2022年2月期)において、2022年2月期の数値目標として売上高2,000億円、営業利益率5%を掲げている。現在の海外の売上比率は3〜4%だが、近年の厳しさを増す国内市場を踏まえ、5年後には海外比率を10%まで引き上げたい考え。