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ワークマンが「膨らまない」ファン付きウェアを発売 EXILEとコラボ

Video by: FASHIONSNAP

 ワークマンが、EXILEとのコラボレーションブランド「ゼロステージ(ZERO-STAGE)」の発表会を開催し、ファン付きウェアの新作を披露した。

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 現在ワークマンは、気温45度の環境下でも快適に過ごせるアイテムの開発に注力している。その背景にあるのが、同社が「災害級」と形容する過酷な夏の暑さだ。増加していた熱中症の被害者数に歯止めをかけるため、2025年6月に改正労働安全衛生規則が施行された。職場での熱中症の報告体制や応急措置の策定・周知が罰則付きで義務化されたために、同年の夏の熱中症による死亡者数は前年の半数に抑えられたという。

ワークマン 土屋哲雄 専務

ワークマン 土屋哲雄 専務

 ワークマンが熱中症対策の主力商品として注力しているファン付きウェアとペルチェベストは、義務化による企業需要拡大の影響を受けて昨年売り上げを大きく伸ばした。今年は義務化特需は一息付いたものの、昨今の深刻な人手不足によって、リクルートを目的としたスタイリッシュな作業服への需要が高まっているという。

ワークマン発表会


 発表会で登壇したワークマン 土屋哲雄 専務は、2025年の熱中症による救急搬送者の約89%が一般生活者である一方、従来のファン付きウェアは「風船」や「だるまさん」と形容される見た目への抵抗感から一般への普及が進んでいなかったと明かし、ワーカーと一般客の両方でファッション性を重視したファン付きウェアの需要があると語った。

 2025年3月に始動したゼロステージは、EXILEのメンバーがデザインを監修したワーカー向けの作業服を展開しており、これまでに累計約50万点を販売。2026年春夏の新作として既に発売した第3弾で、初めてファン付きウェアを打ち出した。その最大の特徴は、スタイリッシュなシルエットだ。独自構造を採用することで従来の商品と比べて風量を1.45倍に向上させながらも、膨らみを極限まで抑え、一般的なファン付きウェアと比較して11センチのスリム化を実現したという。作業現場だけでなく、女性が日常でも着用しやすいデザインを意識し、パープル、ベージュ、ブラックの3色を用意している。

ワークマン発表会
ワークマン発表会

 発表会には、EXILEのTAKAHIRO、橘ケンチ、TETSUYAが登壇。ゼロステージのファン付きウェアを着用して50度の熱を発するハロゲン球の前に立っても「全く汗をかかない」と驚きの声を上げたほか、ファン付きウェアのCM撮影現場で長時間踊ったときも「息はあがったが、ウェアを着用していたおかげで汗はかかずに済んだ」(橘)と裏話を披露した。

ワークマン発表会

TAKAHIRO

ワークマン発表会

左から橘ケンチ、TETSUYA

 今期のゼロステージでは、半袖ブルゾン(4600円)、ベスト(3900円)、ファン・ケーブルセット(5800円)、バッテリー・充電器セット(1万1800円)をラインナップし、50億円の売り上げを目指す。

ワークマン発表会

最終更新日:

FASHIONSNAP 編集記者

山田耕史

Koji Yamada

1980年神戸市生まれ。関西学院大学社会学部、エスモードインターナショナルパリ校卒。ファッション企画会社、ファッション系ITベンチャーを経て、主夫業と並行してフリーランスとして活動した後、FASHIONSNAPに参加。ファッションを歴史、文化、経済などの多角的な視点から分析し、知的好奇心を刺激する記事を執筆することが目標。

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