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田根剛が設計、弘前市に煉瓦倉庫を活用した現代アート施設が誕生へ

イメージパース
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画像: ©ATELIER TSUYOSHI TANE ARCHITECTS

 弘前芸術創造が、吉野町煉瓦倉庫をリニューアルし2020年度に開館する「(仮称)弘前市芸術文化施設」の運営方針を固めた。「赤煉瓦倉庫の魅力を最大限活用し、現代アートのクリエーティブハブをつくること」とし、建築設計は田根剛が手掛ける。

 施設計画の方針として、赤煉瓦倉庫の魅力を再評価するとともに展示空間としての新たな機能を付与するサイトスペシフィック(場所性)と、企画展や常設展、各種スタジオ利用などの多様性を確保し、さまざまなアーティスト活動のニーズに応えることで中長期的に安定した美術館の運営を実現するタイムスペシフィック(時間性)の2点を掲げる。また、シードル工房とカフェを計画し、賑わいと出会いの創出を目指す。

 地上2階建ての建物は「記憶の継承」をコンセプトに改修し、老朽化や経年によって傷んだ外傷は全て赤レンガで覆われる予定。「シードル・ゴールド」を屋根葺として採用し、光によって移ろう屋根の輝きで新たな美術館のイメージを作り出すという。