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都内一高い駅ビルへ 渋谷の新ランドマーク建設に本格着手

将来の渋谷駅前を1/500スケールで表現した大型都市模型
将来の渋谷駅前を1/500スケールで表現した大型都市模型
Image by: Fashionsnap.com
 渋谷駅と周辺地区で進行している再開発の中核事業「渋谷駅街区開発計画」の東棟建設に向けた工事が7月31日スタートした。同計画は駅の真上に位置し、東棟は大規模商業施設やオフィスビルが複合するビルで、完成すれば駅ビルでは都内一の高さになる予定。同日、記者説明会が行なわれ、将来の渋谷駅前を1/500スケールで表現した大型都市模型と完成予想図の映像が初公開された。
 

 「渋谷駅街区開発計画」は2020年に開業予定の東棟と2027年の中央・西棟で構成し、デザインアーキテクトには隈研吾建築都市設計事務所とSANAA事務所、日建設計を起用。今日着工した東棟は東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄の3社が事業主体となって、渋谷ヒカリエよりも50メートルほど高い約230メートルの新たなランドマークとなる複合ビルを建設する。低層部は店舗面積約3万平方メートルの商業エリアで、中央・西棟の完成後は約7万平方メートルの大規模商業施設として世界有数の商業都市・渋谷の中心的役割を担う。中層以上にはエリア最大級の賃貸面積を誇るオフィスを計画しており、クリエイティブコンテンツ系の大企業からベンチャーまでが集まり多様な企業連携の実現で広がりをみせている「ビットバレー2.0」のシンボル的存在となることで、商業に加えて働く街に渋谷のイメージを変えていくという。商業エリアとオフィスの中間にはクリエイティブコンテンツ産業のイノベーションを促す交流施設を導入。「エンターテイメントシティしぶや」を目指して、展望台のような集客力のある施設の設置も検討していく。

 周辺のインフラ整備も含めた再開発プロジェクトは、2012年4月開業の渋谷ヒカリエを皮切りに、東横線と東京メトロ副都心線が相互直通運転を開始して東横線渋谷駅が地下化されたことを契機に本格始動。「渋谷駅街区開発計画」含めて4つの開発が進行しており、旧東横線渋谷駅のホームと線路跡地がメインとなる「渋谷駅南街区」は渋谷川を再生して緑と水を感じる街を創出。2015年に閉館する東急プラザ渋谷の建替えが中心の「道玄坂一丁目駅前地区」は2018年度に開業する地上17階建てビルの1階部分に空港リムジンバスの発着場を含むバスターミナルを導入して観光支援施設も整備することでインバウンド施策を強化し、駅南西部の「渋谷駅桜丘口地区」は同エリアに不足している住宅等の都市基盤機能を補完する。全開発が完了した渋谷駅半径600メートル圏内の1/500スケール大型都市模型は、8月1日から渋谷ヒカリエ11階の特設コーナーで一般にも公開する。

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