Fashion

"アパレル"じゃないファッションを、津村耕佑がフリーデザイナーとして活動スタート

 武蔵野美術大学の教授、津村耕佑がフリーデザイナーとして新たに活動をスタートさせた。1994年からエイ・ネット(A-net)に所属し、「ファイナルホーム(FINAL HOME)」などを手がけてきたが、今年エイ・ネットを退社してデザイン研究所drawを設立。「"アパレル"ではないファッションの可能性を追求していきたい」という自身の考えのもと、今後個人でクリエイション活動を続けていくという。

津村耕佑 Image by FASHIONSNAP
津村耕佑
Image by: FASHIONSNAP
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 1959年生まれの同氏は、4月13日に行われたスタイリスト伏見京子が中心となって立ち上げた「ハプニング(HAPPENING)」のゲリラショーでフリーになって第1弾となるコレクションを発表。「CELL DRESS」というテーマのもと、身体の細胞をイメージしたフェルトで作られたパズルピースを組み合わせた「第2の皮膚」ドレスを製作した。ベースとなっている服は穴を空けただけの一枚の布で作られており、「縫わない服」をコンセプトに自由な発想の服作りを提案。着用する人のオリジナリティに寄り添う同氏ならではの作品で、既存のアパレル製品に対するアンチテーゼとも言える発表を行った。

 現在の国内ファッションの現状を憂い、同氏は「今はファッションに夢を抱くことよりも、ビジネスを重視したアパレルにファッションが寄り過ぎている。昔は、クラブなどでクリエイションを発表する場があったが、今はそれもなくなってしまったことで自由に個人がクリエイションを発表する場が限られてしまっているので、今回『ハプニング』に参加して作品を発表することにしました」とコメント。今後は「コウスケ ツムラ(KOSUKE TSUMURA)」として様々なプロジェクトを展開していく予定だという。なおエイ・ネットが行ってきたファイナルホームのビジネスは終了となるが、プロジェクトとして今後も継続していくという。

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