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そごう・西武が2店舗の同時閉鎖を発表、地方店をテコ入れ

 そごう・西武が3月8日、西武旭川店とそごう柏店の閉店が決定したことを発表した。同社は先月いっぱいで西武春日部店の営業を終了しており、本格的に地方店舗の再編を進めている。

 そごう・西武は8日午後に行われた取締役会で、2店の最終営業日を9月30日とすることを決定した。西武旭川店は1975年8月8日に開店し、ピーク時の1992年度には26億円を売り上げていたが近年ではその約4割まで減少。そごう柏店は1973年10月10日に開店し、ピーク時の1990年度には590億円を売り上げいたが、直近の売上高は約2割まで減少していた。両店舗ともに人件費などコスト削減を進めたが、大型SC出店などによる競合環境の激化で収益改善には至らず、今後の営業力の回復も見込めないとの判断から閉店の決定に至ったという。

 百貨店業界では、富裕層の旺盛な消費マインドやインバウンド効果が売上に寄与している都市部店舗に対し、地方店の落ち込みが課題になっており、そごう・西武でも都市部店舗に経営資源を集約・集中させる考え。同社は地方店が全体の約4割を占め(2015年末時点)、新たなプライベートブランドなどで地方店の活性化を図る施策も打ち出していたが、最近では西武池袋本店や渋谷店の改装リニューアルに力を入れていた。

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