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ファッションビジネス業界の基礎知識「OEM/ODMとは?」

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「英略語」シリーズも、今回が最終回。基礎用語を紹介してきましたが、前回の「FOB」、今回の「OEM」に限ってはやや難易度が高めです。

ただし、将来的に仕入れやバイイングを担いたい方は必見です。

【関連記事】後輩に説明したい英略語‐5 仕入れで使うFOB

■OEM/ODMとは

OEMは、original equipment manufacturingまたは Original Equipment Manufacturerの略語で、「相手先ブランドによる生産」と訳されます。自社ブランドを他社で製造してもらうことです。自前の工場を持っていない企業が、自社ブランドの商品を製造したり、自社の工場では製造できない商品を製造するときに利用します。

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OEMは自社ブランドを他社で製造してもらうこと


アパレル業界では自前で生産設備を持っているアパレルメーカーは少数です。多くは下請けや協力関係にある縫製工場で縫ってもらっています。縫製工場は縫うのが専門ですから、デザインやパターン(服の設計図)、生地、裏地、ボタンなどは発注する側が持ち込まなければなりません。以前は多くのアパレルメーカーがそこまでやっていましたが、最近はデザイン部門を縮小したり、生地を目利きできる人が少なくなったりで、そこまでできなくなってきました。セーターなどのニット製品も同様です。

「こんなデザインの服をいつまでに何着お願いします」と頼めば、その通りに製造して納めてくれる会社が出てきました。商社や服地問屋、同業のアパレルメーカーなどです。取引先の発注をまとめ、アイテムごとに製造する工場を組織し、材料を調達し、製造し、納品してくれます。

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OEM+「設計」=ODM

もっと「お任せ」する部分が大きいのがODMです。「相手先ブランドによる設計・生産」を意味し、OEMに「設計」のひとことが加わります。Original Design Manufacturingの略語。いわば「こんなデザインの服いかがですか。よかったらあなた方のブランドで作りますよ」という提案です。ブランドコンセプトを理解して、それに沿ってデザインまで考えてくれるのですから、OEMより深い取り組みです。

OEMからODMへと進化し、ものづくりの機能はどんどん外部に移ってきましたが、ここにきて、きちんとものづくりの仕組みまで組み立てているブランドやアパレルメーカーが注目されるようになりました。時代とともに企業の役割は変化し、ものづくりをどこが担うのかも変わっています。

(シリーズ終わり)

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