デザイナーの丸山敬太
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Image by: FASHIONSNAP

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ケイタマルヤマ新体制で「新しい可能性に挑戦」 異業種コラボにも意欲

デザイナーの丸山敬太 Image by FASHIONSNAP
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 「ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」が、2018-19年秋冬コレクションをインスタレーション形式で発表した。かつての運営会社だった三越伊勢丹ホールディングスの子会社マミーナの事業終了に伴い同ブランドは独立し、新会社パッチワークスを設立。今回が独立後初のコレクションとなる。大きな節目を迎えたデザイナーの丸山敬太に、今後の展望を聞いた。

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 ケイタマルヤマは1994年に自身のブランド「KEITA MARUYAMA TOKYO PARIS」を設立。1997年にはパリコレクションにデビューし、その8年後の2005年にはパリに初出店した。その後、発表の場を日本に移し、2012年にワンランク上のブランド「ケイタマルヤマ」を始動。2014年にデビュー20周年を迎え、今年で24周年を迎える。

 かつての運営会社だったマミーナは、ケイタマルヤマのほか「アナスイ(ANNA SUI)」や「ディアラブ(Dear Luv)」などのブランドを擁していたが収益性に課題があり、長年にわたり債務超過の状態が続いていたことから、今年9月に清算することが決議された。これを機にケイタマルヤマは独立し、新会社パッチワークスを3月1日付で創立。営業職として丸山敬太とブランドを支えてきた長谷部啓介が同社の代表取締役社長に就任した。オーガニック&ナチュラルコスメを展開するビーバイイー(BXE)が株の51%を持ち、残りの35%を丸山、14%を長谷部が所有。ビーバイイーの杉谷惠美社長は新会社の会長を務めている。

 新体制に移行したことについて丸山は「これまでは百貨店が母体となっていたが、そこから離れることで新しい可能性に挑戦ができるようになった」とコメント。具体的にはコンセプトストア「丸山邸」を通じて、「若い世代や異なる業界など新しい人達とものづくりをしたり、新しい表現や売り方を考えているところ」とし、服に留まらず家具や車、エンターテインメントの分野にも関心を示している。「ケイタマルヤマというコレクションブランドはやっていくが、僕が"新しい"と感じる人々とコラボすることでつながりを作り、新しい世代に僕が経験したことを含めて渡していけたらいいと思う」(丸山)。

 今回のコレクションのテーマは「BOHEMIAN RHAPSODY」。ケイタマルヤマが得意とする色使いや刺繍などの細かな装飾はそのままに、よりエレガントなコレクションに仕上げられ、一部のアイテムには着物の生地が使用された。市川実和子らモデルが着用したインスタレーション形式のプレゼンテーションで、通常からはやや遅れての発表となったが、「コレクションウィークではないタイミングでじっくり見てもらうのも良いかと思った」と丸山は話す。今後も「年2回というファッションサーキットのままやっていくのかということを含め、面白いことを考えていきたい」と既存の枠にとらわれない活動への意欲を示している。

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