ショーで登場したメンズ
Image by: FASHIONSNAP.COM

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「リョウタムラカミ」メンズが復活、"めちゃくちゃ"をデザインに反映

ショーで登場したメンズ
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 村上亮太による「リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)」が2019-20年秋冬コレクションショーを渋谷ヒカリエで開催した。コレクションテーマは「悪夢」。2016年から休止していたメンズが復活した。

 冒頭はパンクなルック、袖がずれて取り付けられた"ちぐはぐ"なニットスタイルのメンズ2体からスタートした。服は生地をそのまま体に巻いてハサミを入れたようなデザインであったり、2つの異なる服をアンバランスにドッキングさせていたり、肩が合っていなかったり、袖が極端に短い、といった服作りにおける初歩的なミスを連想させるあえての"未完成さ"をデザインに反映。「巻く」「切る」「結ぶ」「縫い合わせる」といった基本技術を村上の解釈でデフォルメさせ、コレクション全体で表現した。

 モデルは重力に逆らったように天に突き上げたヘアが印象的で、穴の空いたストッキングや生地のほつれ感もコレクションのテーマを演出。中盤に登場したグラフィックは、ランウェイというお題に対して以前ブランドのデザインを担当していた村上の母親が描いた絵をモノクロ反転し、コラージュしたもの。アイテムに使用されたほか、ランウェイにも敷いた。

 「ブランドをスタートさせてから5年経つが、上手に効率良く服を作ることを目指している訳ではない」と村上。「母親が辞めて一人で服を作るようになった時、技術がないのでめちゃくちゃな作り方をしていた」と、その自由奔放な服作りが今回のコレクションの構想になったと振り返る。テーマの「悪夢」は、「服作りは本当に大変で悪夢のようだということと、ファッションは夢のようなふわふわした無責任なものでいい、という意味を込めた」と話している。

 メンズウェアを復活させた理由については「もともとメンズブランドとしてスタートさせたのでずっとやりたい気持ちはあった。女性像はわからないが、カッコいいなと思う男性像は自分の中でもう少しはっきりしてリアル」といい、全24ルック中、メンズ10体を披露した。 

■リョウタムラカミ:2019年コレクション全ルック
■ファッションウィークの最新情報:特設サイト

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