ケリング公式サイトより

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ファッション業界初、ケリングが動物福祉を保証する包括的な規定を公開

ケリング公式サイトより

 ケリング(KERING)が、サステナビリティに関する取り組みをオープンソース化するという方針に基づき、動物福祉に関する新たな規定を公開した。

 今回公開された規定は、動物福祉の専門家や農家、畜産家、科学者、NGOによる協力のもと3年をかけて策定。牛や子牛、羊、ヤギなど、グループのサプライチェーンに属する世界中の全動物を対象に、取り扱う動物の生涯を通じた扱い方や、食肉処理のガイドラインなどを詳細に記している。ファッション業界において動物福祉を保証する初の包括的な規定となる。

 ケリングはサプライヤーに対してブロンズ、シルバー、ゴールドの3段階のレベルを設定し、同規定を各地域のサプライヤー農家で試験導入。段階に合わせたガイドラインを提供することで、改善活動の継続を促す。改善レベルの最上位となるゴールドレベルでは「肥育場や極端な集約農業の禁止による家畜のQOL改善」や「再生可能な牧草地の推進」「人工栄養の供給よる世界的な人口増加に起因する"食物競争"の防止」「輸送に関する厳格な制限」「家畜に対する福祉の確立」「治療量以下の抗生物質の使用を禁止することで人の健康を脅かす抗菌薬耐性の不用意な上昇防止」などを定めている。

 ケリングのチーフサステナビリティオフィサー兼国際機関渉外担当責任者を務めるマリー=クレール・ダヴー(Marie-Claire Daveu)氏は「動物福祉の改善は業界の急務。私たちはサプライヤーやラグジュアリー、ファッション業界におけるパートナーだけでなく飲食業界と緊密に連携し、サプライチェーン全体で新規定を適用することで、社会として動物や自然を扱う方法を根本から改善していきます」とコメントしている。

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