ACROSS

bodysong.、NON TOKYO...次世代の注目デザイナーが登場<TOKYO 2020S/S>

ACROSS

ACROSS編集部

フォローする:

10月11日金曜日に披露した「malaute」と、公式スケジュール Day 2:10月15日(火)

Fashion Week2日めは、弊社パルコの新しいインキュベーションプロジェクト「NEXT AGE PARCO」の枠で選ばせていただいた3組のブランドが登場。 朝いちばんの11:30から、「NON TOKYO」がHikarieホールBを会場にてランウェイショーを披露した。

— ADの後に記事が続きます —

BALMUNG:(シーズンテーマはなし) "トウキョー・デザイナー"として世界に向けて。

弊社パルコの新しいインキュベーションプロジェクト「NEXT AGE PARCO」の枠で選ばせていただいた3組目のブランドは、「BALMUNG(バルムング)」は、2006年の設立時から展示会やインスタレーションなどをずっと拝見してきたブランドのひとつ。

ゼロ年代半ば、インディペンデントな若手デザイナーがたくさんデビューし、アニメやゲームカルチャーとファッションがミックスした時代に、若者たちにカリスマのように支持された"トーキョーデザイナー・ブーム"真っただ中のブランドだ。昨年「TOKYO新人デザイナーファッション大賞」で都知事賞を受賞し、パリや上海での展示会など、海外へも積極的にビジネスを拡げている。

もともとシーズンテーマを時に設けない同ブランド。福岡出身で、「都会でもなく、田舎でもない中途半端なベッドタウンで育ったアイデンティティー」を見つめ直し、なんてことのないジャージーのセットアップやショートパンツ、ビックサイズのトップスにレギンスといった"ユースファッション"に居場所のできた東京らしいコーディネートや空間の演出が際立った。

・2019年10月15日(火)18:30/Hikarie ホールB

*公式サイト: http://www.balmung.jp/

STAIR:SIGHT〜見えないものを視る AIにはできない、"曖昧で不完全なもの"からの美の発見。

2016年秋冬のデビュー以来コレクションを発表してきた「(ステア)」。ブランドコンセプトは、"凛とした(異性に媚びない)働く女性"のための服だろうか。いわゆるファンシーカワイイではなく、マニッシュ過ぎないニューフェミニン/ニューマスキュリンのウェルバランスな女性像とが、デザイナーの武笠綾子さんと重なる。

そんな同ブランドの今シーズンのテーマは"SIGHT"。囲み取材では、見えているようで、人によって見えないものがあって、例えばあるものに対して、大切な人だったらどのように見えているのかな、というように視点をずらして他者を理解するという思考の変化について話してくれた。

そんなちょっとモードな都会の女性服は今回さらに海外を意識してか、素材や微妙なカラーパレットのセレクト、デザインのディテールにエレガントさがブラッシュアップしていた。

ちなみに、同ブランドは、2017年に「TOKYO新人デザイナー賞」に入賞。着実の取引先も広がっており、コレクションライン以外にも、ドレスラインのプレコレクションやカジュアルラインなども手がけ、着実に成長している。

今回初めて海外での展示会にも参加。日本の春夏のコレクションシーズンについて、「納品の時期から逆算すると、約1ヵ月以上遅れている」ことを目の当たりにし、「今後の生産サイクルを変えていかないといけないと思いました」と話す。

・2019年10月15日(火)15:00/Hikarie ホールB

*公式サイト: http://stair.tokyo/

BODYSONG.:B BOOK

弊社パルコの新しいインキュベーションプロジェクト「NEXT AGE PARCO」の枠で選ばせていただいた2組目のブランドは、「BODYSONG.(ボディソング)」。

その前のショーからの移動もあって、かなりギリギリで会場入りとなったのでショーが始まる前のニュートラルな気分になる前に、バンド「ずっと真夜中でいいのに」による紙を破いたり、電子レンジを破壊したノイズ音が鳴り響き、「!」と思っていたところに、ギターやドラムによるメロディアスな(パンク)ロックが会場を一気にアツいムードに押し上げた。

発表されたルックは、グラフィックが施されたチルデンセーターやブルゾンなどポップなアイテムが中心。デサントとのコラボレーションによるスニーカーとの取組みも披露された。

デザイナー非公開となっているが、デザイン事務所でのいろいろなキャリアを経て、独立したブランドコンセプトは、"IMPROVISATION"。リリースには、さらにプロフィールとして"HI-TECH"、"CLASSIC"、"WORLD"、"HUMANBEING"といったワードが記載されていた。

他にもアーティストへの衣装提供やアートプロジェクトでのディレクターとしての仕事も少なくなく、2017年より、グラフィックアーティストでクリエイティブディレクターのYOSHIROTTENとのプロジェクト「BODYROTTEN」も不定期に開催。その後、「TOKYO FASHION AWARD 2018」を受賞し、2019年「TOKYO新人デザイナーファッション大賞プロ部門」に入賞、という実力派だ。

誰もが簡単に情報共有でき、服として安価で手に入れることができ、さらに見せる場も見せ方もコントロールできるようになったいま、"ほんとうのわたし"は真夜中にだけ姿を見せる。。と考えると、今シーズンのテーマは、バンド名の"ずっと真夜中でいいのに。"そのままだった、のかもしれないと思った(が、考え過ぎかもしれない)。

ちなみに、バンド「ずっと真夜中だったらいいのに。」は、10月30日にはファーストフルアルバム『潜潜話』をリリースし、ツアーも行なわれるそうだ。

・2019年10月15日(火)15:00/Hikarie ホールB

*公式サイト: http://bodysongbodysongbodysong.com/

 

NON TOKYO:愛の戦士 セーラームーンやプリキュアはわたしたちの永遠のヒーロー! いろんなものと闘っているオンナノコのための服。

Rakuten Fashion Week2日めは、弊社パルコの新しいインキュベーションプロジェクト「NEXT AGE PARCO」の枠で選ばせていただいた3組のブランドが登場。朝いちばんの11:30から、「NON TOKYO(ノントーキョー)」がHikarieホールBを会場にてランウェイショーを披露した。

今シーズンのテーマは、"愛の戦士"。デザイナーの市毛綾乃さんが幼少期に憧れた"強さと可憐さ"をわたしたちに馴染みのあるデイリーウエアと融合。フリフリ、キラキラ、モコモコ(オノマトペは便利!)といったディテールを女性であれば、誰もが通ったオンナノコのマインドのエレメントを、オーガンジーやリサイクル素材をミックス。スニーカーを解体してヒールと合体したシューズは圧巻! プレス向けに配布された資料を入れたトートバッグもオーガンジーの残布とヒモでつくられており、"SDGs"や"サスティナブル"といったワードを用いなくてもフツウに使っていた点も注目したい。

BGMは、の主題歌のイントロだけをサンプリング。"大人のカルチャー女子"にはグッとくるコレクションとなっていた。

ちなみに、実はブランドでビューは2013年という以前のインキュベーションプログラム「東京ニューエージ」や「FASHION PORT NEW EAST」よりもベテランのブランド「NON TOKYO」。既に有力セレクトショップでの展開もある。

市毛さんは、文化女子大学(現文化学園大学)在学中の2002年に中川瞬さんといっしょにストリート系のブランド「バナルシックビザール」を立ち上げて以来、出産を機に独立。2012年よりいまのブランドをスタートし、2016年には、東京都や文化学園らが主催する「TOKYO新人ファッション大賞」を受賞した実力派で、今回を機に、さらに海外に向けてもアップスケールしていく予定だ。

・2019年10月15日(火)11:30/Hikarie ホールB

*公式サイト: https://www.nontokyo.com/

最新の関連記事

Realtime

現在の人気記事

    次の記事を探す

    Ranking Top 10

    アクセスランキング