(左から)上山健二代表取締役社長執行役員、鈴木信輝グループ専務執行役員
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ワールドが社長交代、デジタル事業など構造改革を担う鈴木信輝氏が就任

(左から)上山健二代表取締役社長執行役員、鈴木信輝グループ専務執行役員
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 ワールドが、3月30日開催の取締役会において、代表取締役社長執行役員をはじめとする一部取締役の交代を発表した。上山健二代表取締役社長執行役員が代表取締役会長に異動し、鈴木信輝グループ専務執行役員が後任として代表取締役社長に就く。寺井秀藏代表取締役会長は取締役を退き、新設となるシニア・チェアマンに就任。6月23日に開催予定の株主総会および取締役会で正式に決定するという。

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 鈴木信輝グループ専務執行役員は1999年にアンダーセン・コンサルティング(現・アクセンチュア)に入社。ローランドベルガー、企業再生支援機構、ボストンコンサルティング・グループなどを経て、2012年9月にワールドに入社した。ワールドでは常務執行役員 構造改革本部本部長、デジタル機能の強化やサービス提供を管掌する「D‐GROWTH」戦略本部、グループ戦略統括など、執行体制の中核メンバーとして年間の利益計画やデジタル事業といったグループにおける戦略的な構造改革を担ってきた。

 上山社長は社長交代の理由として「新型コロナウイルスの感染拡大など業績への影響も相当程度見込まれる激変の真っ只中の今、顧客のニーズに対応しながらファッション産業に貢献するためにはグループ全社を挙げた総力戦が必要」とし、戦略の遂行および課題克服を加速させる経営体制へと刷新を図る必要性があると判断。2018年にワールドが再上場を行って以降、寺井会長と上山社長の間で今後のグループ体制や後継者について議論を進めていたといい、ワールドが中期的な基本方針として掲げるデジタルを軸とした「ファッション・エコ・システム」の構築および確立の遂行度を高めるためには、デジタル事業の分野に知見のある鈴木氏が適任だったという。上山社長は鈴木氏に後任を任せるにあたり「45歳の力ある新社長に若返ることは、社内外問わず、あらゆる局面でポジティブなインパクトをもたらすと確信している」と期待を寄せた。

 鈴木氏が社長就任後は、ブランドの魅力向上を目的とした見直しや課題解決、プラットフォーム事業の企画および営業、デジタル事業における人材の確保などに力を入れていくという。

 また、6月の新人事において寺井会長はシニア・チェアマンとして、ファッション業界に留まらない幅広いネットワークを通じてファッション業界の発展に貢献していくほか、豊富な経験を生かした社内の幹部育成を担う。上山社長は企業価値の向上に取り組むほか、子会社社長のコーチングやプラットフォーム事業におけるトップセールス活動などを行うという。 

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