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ワールドが21年3月期の業績予想を上方修正、赤字幅を4億円縮小

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 ワールドが、5月7日に発表した2021年3月期連結業績予想(2020年4月1日〜2021年3月31日)を上方修正した。売上収益は前回予想比2億円増の1992億円に引き上げ、営業損益は67億8000万円の赤字(前回予想は71億9000万円の赤字)に変更。本業のもうけを示すコア営業損益の前回予想は52億3000万円の赤字としていたが、一転して6億円の黒字を見込む。

 2021年3月期第1四半期(2020年4月1日〜6月30日)のブランド事業では4月から5月末まで店頭売上が厳しい状況になったものの、6月初旬に全店舗の営業が再開して以降の回復スピードは予想以上に好調だった。外出自粛下では顧客行動の変化に合わせ、全社横断のタスクフォースによる積極的な販促投下や改善活動を推進した結果、自社サイトを中心に顧客流入が増加し、全てのブランドでEC売上が向上。4〜6月はEC売上の前年同月比が毎月10%ずつ増加した。ブランド事業の売上は当初予想を大きく上回り、収益回復の原動力となったほか、仕入れと在庫管理、経費コントロールなどが功を奏し、収益が計画値よりも超過したという。

 これらの背景を踏まえ、第2四半期連結累計期間(2020年4月1日〜9月30日)の業績予想は、売上収益を前回予想から68億9600万円引き上げた748億9200万円に設定。コア営業損益は103億2300万円の赤字(前回予想は167億1300万円の赤字)、営業損益は169億8900万円の赤字(前回予想は177億3600万円の赤字)、親会社の所有者に帰属する四半期純損益は133億5100万円の赤字(前回予想は136億200万円の赤字)に変更し、いずれも赤字幅が減少すると予想した。

 なお、同社は収益改善のための構造改革の一環で「ハッシュアッシュ(HusHusH)」「サンカンシオン(3can4on)」「アクアガール(aquagirl)」「オゾック(OZOC)」「アナ トリエ(anatelier)」の5つのブランド事業終了を決定。該当ブランド214店舗を含む低収益店の全358店を今期中に閉店するという。社外を含む取締役およびグループ執行役員を対象にした月額報酬の減額施策を継続するほか、希望退職者の募集やテレワークの導入に伴う賃借事務所の面積縮小などにより経費削減を徹底し、収益力に優れた事業に資源を集中させる。構造改革費用として計57億円を2021年3月期に計上する予定だ。

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