デザイナーの小泉智貴
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Image by: FASHIONSNAP.COM

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「トモ コイズミ」21SSは日本の花嫁に着想 ウエディングドレスを初披露

デザイナーの小泉智貴 Image by FASHIONSNAP.COM
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 「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」が9月17日、前日に開業したホテル 東京エディション虎ノ門でプレゼンテーションを開催し、2021年春夏コレクションを披露した。デザイナーの小泉智貴は、日本ならではの美しさの表現に挑戦したという。

 衣装デザイナーとして活動していた小泉智貴が、大御所スタイリストのケイティ・グランド(Katie Grand)に見出され、「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」のマディソンアベニュー店で鮮烈なデビューショーを飾ったのが2019年2月。以来、約1年半の間に再びニューヨークファッションウィークに参加東京でショーを開催LVMHプライズのファイナリストに選出、デザイナー発掘・育成プロジェクトを始動……と世界を飛び回り活躍し続けている。今季もニューヨークでショーを開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響により断念。海外に向けては、ルックブック形式での発表となった。

 2021年春夏コレクションは「花嫁/Flower Bride」をテーマに、2パートで構成。前半はインポートウエディングドレスのセレクトショップ「ザ・トリート・ドレッシング」とのコラボレーションによるウエディングドレス、後半はトモ コイズミのオリジナルラインとなる。

 ウエディングドレスは白無垢など日本の伝統的な結婚式のスタイルに着想を得て、トモ コイズミを象徴するラッフルをふんだんに使用したドレスを製作。ドレスの製造工程はトリート・メゾンのアトリエが担当し、ウエディングドレスの他、カラードレス、ケープ、ベール、グローブなどが揃う。ザ・トリート・ドレッシングのコンセプトショップ「ミス・トリート」で9月19日から、全国の「ザ・トリート・ドレッシング」では2021年2月から取り扱いを開始する。

 「トモ コイズミ」オリジナルラインの2021年春夏コレクションは、ウエディングドレスのコラボレーションからリサーチを深め、日本の婚礼衣装に着想。色打掛の華やかな色柄、花嫁という言葉のフレッシュな花のイメージと色にインスパイアされたミニドレスが揃い、全てデッドストック生地を使って製作した。これまでのシーズンは主にオーガンジーを用いていたが、今季はサテンやキュプラなどハリのある素材をミックス。プリント素材も新たに取り入れた。シグネチャーであるラッフルに変化をつけ、小泉が「カーネーションのよう」と表現する、より花びらのような質感にアップデートされた。

 コロナ禍の制作活動について小泉は「心が曇りがちな時にこそ、美しいもの、可愛いものを見たい、というシンプルな思考だった。常にシンプルは強いと思っていて、ピュアな感覚を大事にしている。結局はそこに立ち返ったんだと思う」とコメント。自身のブランドに留まらず活躍の場を広げており、来週9月26日には小泉がゲストデザイナーを務める「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」の2021年春夏コレクションがミラノファッションウィークで発表される予定だ。

【全ルック】「トモ コイズミ」2021年春夏コレクション

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