
スパイバー公式サイトより
バイオベンチャー企業 スパイバー(Spiber)が、アメリカの穀物プロセッサー大手のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド・カンパニー(Archer Daniels Midland Company、以下ADM)と提携した。スパイバーが独自に開発した「ブリュード・プロテイン(Brewed Protein™)」の原料の量産工場をアメリカに建設し、生産の拡大を図る。
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提携に伴い、ADMはアメリカにおいて植物由来のグルコースを原料とするブリュード・プロテイン発酵生産のオペレーションを担当するほか、商業規模での発酵生産における知見や、オペレーションのノウハウをスパイバーに提供。これらをスパイバーが独自に確立した発酵生産技術と統合することで、さらなる生産の拡大を進めるという。また、ADMはスパイバーの第三者割当増資を引き受け、59億円を出資。スパイバーは今回の増資で資本金は354億円になるという。ADMは昨年12月にも43億円を出資していた。
現在スパイバーではタイに工場を建設中で、2021年中の稼働を目指している。稼働後は年産数百トン規模、アメリカ工場の稼働後には年産数千トン規模を見込む。なお、本社拠点は引き続き山形・鶴岡とする。
スパイバーは2007年に設立されたスタートアップ企業で、2018年にはクールジャパン機構から30億円の資金を調達しており、昨年12月には同社独自の素材の人工合成クモ糸「クモノス(QMONOS®︎)」を採用しゴールドウインと共同開発したアウトドアジャケット「ムーン・パーカ(MOON PARKA)」を発売するなど話題を集めている。今年5月には、繊維商社の豊島が出資した。
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