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ユナイテッドアローズ21年3月期からの中期経営計画を発表、カジュアルウェア強化でB&Yやコーエンのアイテムを値下げ

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 ユナイテッドアローズが11月5日、2021年3月期から3年にわたる新中期経営計画を発表した。「危機に打ち勝ち、稼ぐ力を取り戻す」を基本方針とし、コロナ禍の状況を踏まえながら、収益性の高い企業体に生まれ変わることを目的とする。取り組み項目としては「収益構造を抜本的に見直す」「稼ぐ力を取り戻す」の2つを掲げ、最終年度の売上高は1400億円台後半、売上総利益率は50%強を見込む。

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 収益構造の見直しでは具体的に、不採算の子会社や事業、店舗の退店および統廃合などを実施。全363店舗のうち、10%程度の退店を見込む。なお、現時点で閉店店舗の詳細については非公表としている。本部組織の構造改革を予定しており、リモートワークの継続で本部オフィスを集約することで固定費を抑制。採用の抑制により、最終年度までに10%程度の人員減も視野に入れているほか、役員報酬の一部カットを継続する。

 また、コロナ禍のニューノーマルを見据えた製品開発など商品面の改善にも着手。カジュアルウェアやワンマイルウェアを強化する方針で、若年層への訴求の一環として「コーエン(coen)」や「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS)」では商品単価の値下げを行い、中心価格帯を1万円未満に設定する。販売や宣伝面では、オンライン接客や商品説明動画のライブ配信といった非接触型の接客手法を確立していくという。中期後半には新規事業として「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS green label relaxing)」とコーエンの中間価格帯で展開するブランドを立ち上げる予定で、自社ECを軸に運営する。価格帯はカットソーが4000円前後、ボトムスが5000円前後と手に取りやすい値段を想定している。

 なお、同日発表した2021年3月期第2四半期(2020年4月1日〜9月30日)の連結業績では、売上高が532億5900万円(前年同期比28.6%減)、営業損益が68億4000万円の赤字(前年同期は39億300万円の黒字)、経常損益が57億8700万円の赤字(同38億9300万円の黒字)、親会社株主に帰属する四半期純損益は50億9700万円の赤字(同19億4200万円の黒字)と減収減益だった。業績不振の理由については、緊急事態宣言に伴う実店舗の休業やインバウンド需要の急速な低下に加え、収入不安による消費マインドの低下、来店客数の減少などを挙げている。

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