皆さんこんにちは!毎月7日、アパレルキャリア論担当のマリ(@mari1010t)です。
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暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日々が続いていますね。何かと不安の多い日々ですが、店頭やオンラインストアでは春が待ち遠しくなるお洋服が増えてきましたね。春には好きなお洋服を着てお出掛けができるといいなと思う今日この頃です。
さて、今回はファッション業界の面接におけるちょっとしたポイントをお伝えします!証明写真、面接時の身嗜みで是非知っておいていただきたい情報です。
証明写真編
履歴書には証明写真が必須ですが、添付さえしていればどんなものでも良いと考えていませんか?その発想、受ける企業によっては危険です。
例えばスーツで撮影した写真。宝飾や時計ブランドのように、制服がスーツのブランドはもちろんOK。ですが、スーツ、それに合わせカチッと決めた髪型の写真が、セレクトブランドの履歴書に相応しいでしょうか?答えはNoです。セレクトブランドのように、店頭では自身のスタイリングもファンを作る要素となる場合、ファッション感度が読めないスーツ姿では、当社のイメージを理解出来ていないのでは?とむしろマイナスになる場合も。逆も同様です。ラグジュアリーブランドに送る履歴書の写真で、ファッション感を強く出すスタイリングでは店頭に立っている姿が想像出来ない、、、とネガティブな印象を与えかねません。このようにテイストが異なる企業を併願する場合には、スーツと私服、それぞれのパターンで証明写真を用意しておくと良いでしょう。
また、最近は携帯で撮影できる証明写真アプリなどもありますが、自宅で背景や照明の調整に自信が無い場合は証明写真機で撮影するのがベターです。照明や目線の高さ、写りの良さなど、やはりアプリで撮影したものとは印象が異なります。
面接時の服装にはきちんと気配りしている方が多いですが、履歴書の証明写真も油断せずに準備していただきたいポイントです。
身嗜み編
面接時の服装については、以前書いたこちらの記事をご覧ください。
服装の他にも、ファッション業界であればメイクや髭などの身嗜みは重要です。メイクに関しても、証明写真編で記載したブランドイメージに合わせることが大前提。服装同様、基本は店頭のスタッフの真似をするというのが一番です。その際、路面店と百貨店であれば百貨店のスタッフに近づける方がベターです。路面店の場合、百貨店のように厳しいヘアカラーやネイルのルールが無い場合も多く、ブランドの中でも比較的自由なことが多いため参考にするなら百貨店を。ラグジュアリーブランドや宝飾、時計ブランドなどにおいてはつけまつげやカラーコンタクト、華美なアクセサリーは避けるのが無難です。
過去には某ラグジュアリーブランドの面接にて、2次面接にはまつげエクステを取って来てください、とメイクに関するフィードバックがあったケースも。この場合、自分の好きなメイクを楽しむのではなく、ブランドイメージに合わせた配慮や立ち居振る舞いができる方なのか、そのフィードバックを受けて2次面接にはブランドを意識した身嗜みで来てくれるのか、本気度を見極めるという意味合いもあったのでしょう。そんなところまで?と驚く方も多いかもしれませんが、実際にメイクをはじめとする身嗜みのルールが設けられているブランドも多いです。
男性が気をつけたいのは髭。特に、髭がトレードマークになっている方にとっては、髭を剃ると現職から怪しまれるので受かってから剃ります、という方も中にはいらっしゃいますが、笑上記のまつげエクステの例同様、本気度を伝えるにはブランドイメージに合う身嗜みで面接に臨む方が印象が良いのは間違いありません。
また、最近では販売職もオンライン面接が増えています。オンラインの場合、メイクもオンライン用にアップデートする必要があります。画面越しでは肌感は伝わらないものの、どうしてもボケて見えがちなので血色感を意識することがコツです。チークやリップなど、気持ち普段のメイクよりも濃いめにすることで明るい印象に映ります。また、画面ではフラットに見えがちなので眉毛ははっきり描くことで全体的に締まった印象になるので意識していただくと良いでしょう。これも実際にあった話ですが、下がり眉だからかどうしても自信のない印象に見えました、というオンライン面接でのフィードバックも。実際に会えないからこそ、画面越しで分かる全ての情報が選考の対象になっています。今後もオンライン面接は増えていくと思われるので、オンラインでも油断せずに身嗜みを整えましょう。
証明写真、身嗜みどちらをとっても些細なことと思われがちですが、このちょっとしたポイントを意識することが相手への敬意の表れや配慮に繋がります。今回ご紹介したポイントは、決して難しいものではなく、知っていれば誰でも実践できる内容です。面接に臨む際には、是非読み返して参考にしてくださいね。
それではまた次回!
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