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高島屋東別館が重要文化財に指定、戦前期屈指の大規模百貨店建築として堺筋の都市景観に寄与

 高島屋が所有する高島屋東別館が、2021年5月に行われた文化審議会の答申を受けて重要文化財(建造物)に指定された。同館は重要文化財(建造物)指定基準の「歴史的価値の高いもの」と評価されており、戦前期屈指の大規模百貨店建築であり、戦前期の大阪を象徴する商業地区である堺筋の都市景観の形成に寄与していると価値が認められた。

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 同館は1928年に松坂屋大阪店として建築され、1937年まで3期にわたって増築。1966年に松坂屋が天満橋に移転し、1968年から高島屋の東別館として売場、事務所、高島屋資料館などとして利用した。2020年には改修工事が完了し、現在は宿泊を中心に飲食や展示スペースを併設する複合施設として展開している。鉄骨鉄筋コンクリート造の地上7階(一部8階)地下3階で、建築面積は4832平方メートル。百貨店建築の設計に長けた建築家の鈴木禎次の代表作の一つとしても知られており、1階から2階にかけての下層部に並ぶ11連のアーチ、南北の大階段やエレベーターホールに多く用いた黄色大理石による豪奢な空間が特徴となっている。

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