再生ナイロンを使った商品サンプル
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Image by: FASHIONSNAP

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アーバンリサーチがBtoB事業本格始動 天然染めをあしらった再生ナイロンを独自開発

 アーバンリサーチが、BtoB事業を本格始動する。10月18日に開幕した「第1回 国際 サステナブル ファッション EXPO 秋」でのブース出展では独自の提案として、リファインバース社が手掛ける再生ナイロン繊維「REAMIDE」にH.A.L.U社による天然染めをあしらった再生ナイロン生地を打ち出している。

再生ナイロンを使った商品サンプル Image by FASHIONSNAP
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 アーバンリサーチは小売で培った企画力を強みに、今年に入ってから法人向けに製品提案を行っている。BtoB事業では廃棄衣料のアップサイクルを手掛けるブランド「コンポスト(commpost)」で使用する生地やサステナブル素材「UR GREEN」を提案し、サステナビリティ活動につなげる考えだ。

 UR GREENは、独自素材「UR TECH」の中で「環境・社会課題の解決に貢献することを目指し開発した素材」と位置付ける。今回協業したREAMIDEは廃漁網由来の再生ナイロンで、リファインバースが日本で唯一回収から再生を行っている。UR GREENには再生ナイロン25%、バージンナイロン75%の比率で配合し、生産地を明示するなどトレーサビリティも担保した。染めを担当したH.A.L.U社は和歌山を拠点に活動。人工繊維と自然素材の染色はこれまで不可能とされていたが、同社は独自の技術により実現させた。

 アーバンリサーチは3社で開発したUR GREENを法人向けに提案していくほか、生地のみの販売や自社製品での採用も検討する。供給量やコストが課題としているが、経営企画部サステナビリティ推進課の宮啓明シニアチーフは「アパレル業界はサステナブルな価値を発信していかなくてはいけない段階にきている。BtoBでの取引を通じて我々から使用を呼びかけ、一緒にサステナビリティ活動に取り組んでいけたら嬉しい」と話した。

アーバンリサーチ 梱包袋

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