Image by: JPYC
松屋銀座が、日本円連動ステーブルコイン「JPYC(JPY Coin)」を介した商品購入への対応を始めた。JPYC社が購入者の代わりに代理購入するというスキームで実現。12月6日から2022年11月30日までの期間限定での提供を予定している。
利用者は店頭で商品を選んだ後で取り置きし、商品代金や送料、消費税などの合計金額相当のJPYCまたはビットコインなどの暗号通貨を当日中にJPYC社に送付する必要がある。翌営業日にJPYC社が受領した後、松屋銀座の店頭または配送で商品を受け取ることができる。
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対象の売り場は1、2階のインターナショナルブティック、4階の宝飾・時計、7階の家具・インテリア(一部対象外ショップ、対象外商品あり)。200万円未満の商品の購入時に利用できる。
松屋銀座によると、JPYCは価格変動のほとんどないステーブルコインであることから、リスクの小さいスキームを組むことができたという。JPYC社にとってもリアル店舗での商品の代理購入は初の試みとなる。
最大の狙いは富裕若年層を中心とした新規顧客の獲得とし、年末商戦の本格化を前に導入を決めた。「暗号資産を利用されている方は20〜30代が半分以上を占めていると言われ、今まで百貨店になじみの少ない世代の方にも、これをきっかけにお越しいただいたり、利用していただきたいと思っている」(松屋銀座広報担当者)。
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