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米ファンドが優先交渉権を得たとされるそごう・西武

そごう・西武売却、ソフトバンク傘下の米ファンドが優先交渉権 親会社のセブン&アイはノーコメント

米ファンドが優先交渉権を得たとされるそごう・西武

セブン&アイ・ホールディングス 公式サイトより

 セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)が進めている百貨店子会社そごう・西武の売却について、ソフトバンクグループ傘下の米投資ファンド フォートレス・インベストメント・グループ(以下、フォートレス)が優先交渉権を得たと複数メディアが報じた。売却のための提示額は2000億円以上だという。

 セブン&アイはそごう・西武の売却を巡り、同じく米投資ファンドのローンスターとシンガポール政府系ファンド GICとも交渉。金銭面などの条件面でフォートレスが上回り、優先権を得たようだ。今後は、従業員の雇用や全国10店舗の扱いについて詳細を詰めていくという。

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 そごう・西武は2022年2月期まで3期連続の最終赤字を計上。売却検討についてセブン&アイ担当者はコメントを差し控えるとしながらも、「堅調に推移しているコンビニエンスストアを経営の主軸としていく」と語った。また、傘下の総合スーパー イトーヨーカ堂については「食品の売上が全体の6割を占めており、今後も継続して展開を進める」と売却しない意向を示している。

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セブン&アイ・ホールディングス 公式サイトより

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