TSIホールディングスが、中期経営計画(TSI innovation program2025)の実現に向け、衣服生産プラットフォームを展開するシタテルと資本業務提携契約を締結すると発表した。第三者割当増資の引受を行い、シタテルの発行済株式数の5.2%を取得する予定となっている。
TSIホールディングスは、中期経営計画においてデジタルとファッションを掛け合わせてファッションエンターテインメントを創造することを事業領域の一つに策定。DtoC(メーカー直販)事業に加え、同社子会社であるTSIソーイングが保有する米沢、宮崎の2つの縫製工場と消費者を直接つなぐFtoC(ファクトリー・トゥー・コンシューマー)型のサービスなどを検討している。
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シタテルは多岐にわたるカテゴリーのユーザー(クリエイター)やサプライヤーとネットワーク化し、企画から生産、販売までを支援するサービスを展開。製造者と消費者を直接つなぐDtoCのサポートにも実績を持つ。両社は、デジタル化やFtoCトライアルを進めながら、時代に則した国内生産ネットワークを再構築し、工場が主体的に事業創出できる柔軟な生産体制の推進と、新たな顧客層の開拓が可能なると判断し、業務提携することを決めたという。
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