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繊研plus東京ファッションデザイナー協議会(CFD)は7月29日に都内で定時総会を開いた。この間の事業報告のほか、新年度の計画と役員を決めた。
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代表理事・議長には新たに、ファッションジャーナリストで杉野服飾大学特任教授の久保雅裕氏が就いた。議長代行は再任で荻野三冬氏。理事の新任は、ソスウ社長で「メゾン・ミハラヤスヒロ」デザイナーの三原康裕氏。ほか3人の理事は再任で稲葉みちよ氏、加藤徹氏、小篠由佳氏。前議長の中川淳郎氏は退任し、新たに監事に就いた。引き続きコシノヒロコ氏が名誉顧問を務めている。会員数は正会員15人、賛助会員8社。
新年度の事業計画では、新たな挑戦とも言える取り組みが目立つ。東京オフスケ(オフスケジュール)コレクションと東京メンズコレクションの開催を検討し、日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)の公式スケジュールに参加できないデザイナーに働きかけたいとする。国内の物作り基盤の再生、川上との連携、サステイナブル(持続可能)な活動の推進にも力を合わせる。海外諸団体との交流を目指し、学校や異業種の賛助会員拡大も推進する。
会員には今回、新理事の三原氏と、「アキラナカ」デザイナーの中章氏、「ネニュファール」の中村善幸氏の3人が新たに加わった。理事に就任した三原氏は、「(CFDは)いつの間にか名前だけの団体になってしまっていた。だからこそ今までとは全く違う、新しいチャレンジが必要と考え、引き受けた」と話している。
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