岡崎茂菅公学生服社長(左から2人目)と岡崎成実DRC医薬社長(同3人目)
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繊研plus菅公学生服(岡山市)はDRC医薬(東京)と協業し、花粉のたんぱく質を分解する学生服と体操服を開発した。感染症・アレルギー疾患治療薬開発専門の製薬会社、DRC医薬のハイドロ銀チタンの技術を活用し、たんぱく質を分解して花粉や臭いの悩みを軽減できる中高生向けの制服と体操服を製品化。23年春ごろから全国の学校向けに提案を開始し、3年で100校での導入を目指す。
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菅公学生服は、子供たちや学校を取り巻く様々な社会課題を解決する〝スクールソリューションカンパニー〟として、商品開発に加え、人材育成、学校や教育の支援活動にも力を入れている。今回は「スギ花粉症の有病率が年々上昇し、年代別に見ると10代の有病率が最も高い」「中高生の過半数が花粉症で、集中力の低下に悩んでいる」などの調査結果を基に、花粉対策商品の開発を決定。花粉対策マスクほかで実績のあるDRC医薬と協業し、3年かけて今回の新商品を完成させた。
新商品はハイドロ銀チタンの力で、花粉の中のたんぱく質、臭いの元になるたんぱく質、不衛生たんぱく質を分解し、アレルギー症状や臭いの悩みを和らげることができる点が特徴。塗布による後加工製品だが、洗濯実験により効果の持続性を確認済み。
制服はブレザー、スラックス、スカート、体操服はジャージーとシャツ。全国の中高生を対象に、24年春入学者向けの商品として提案していく。
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