Pierre Étaix
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映画界に愛されるフレンチコメディの才人
フランスのマルチアーティスト Pierre Étaixの特集「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」が、シアター・イメージフォーラムにて12月24日(土)から2023年1月20日(金)まで公開され、その他全国で順次上映される。
幼い頃からCharles ChaplinやBuster Keatonなどの喜劇映画に夢中になり、サーカスやキャバレーの芸人、グラフィックデザイナーといった職を転々としてきたPierre Étaix。
20代半ばにフランスの映画監督 Jacques Tatiと出会い、「Mon Oncle(邦題:ぼくの伯父さん)」の助監督を務めたのをきっかけに映画界に参入した。
その後、Tatiを通じて知り合ったJean-Claude Carrièreと共に映画制作を開始し、短編2作目「Heureux Anniversaire(邦題:幸福な結婚記念日)」で米アカデミー賞最優秀短編実写映画賞を受賞。
長編1作目「Le Soupirant(邦題:恋する男)」がフランスで大ヒットを博し、往年の喜劇を彷彿とさせる作品群は広く受け入れられた。
今回の特集では、François Roland Truffautが賞賛した「YOYO(邦題:ヨーヨー)」や、中年男性の恋と妄想を夢幻的に描く初のカラー長編「Le Grand Amour(邦題:大恋愛)」、ÉtaixとCarrièreによる初の短編「Rupture(邦題:破局)」など、長編4作品と短編3作品を上映。
フランスの権利問題が理由で長く劇場で上映されず、ソフト化もされていなかったこれらの作品は、Jean-Luc GodardやLeos Caraxなどの映画人を含む5万人以上の署名活動によって2010年に再び上映が可能となった。
スクリーンに舞い戻るフレンチコメディの傑作。
映画界によって再発見された、Pierre Étaixの世界を巡って。
ZAZIE FILMS
03-6412-7797
【Pierre Étaix Retrospective】
RELEASE DATE:12月24日(土)
※シアター・イメージフォーラム他全国で順次公開
FILMS:
「破局」(1961)
「幸福な結婚記念日」(1961)
「恋する男」(1962)
「ヨーヨー」(1964)
「健康でさえあれば」(1965)
「絶好調」(1965)
「大恋愛」(1968)
WEBSITE:www.zaziefilms.com/etaix/
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