イタリアのアウターウェアブランド「ヘルノ（HERNO）」が、動物の毛皮の使用を廃止すると発表した。2023-24秋冬コレクションから取り組む。

　ヘルノはブランドのSNSで、企業のファーフリーを推進するプログラム「Fur Free Retailer」への加入を表明。イタリアの動物愛護団体LAVのアニマルフリーファッションエリアの責任者を務めるシモーネ・パヴェシ（Simone Pavesi）氏は、ヘルノがファーフリーを宣言したことに関して「動物の毛皮の使用を永久的に廃止するというヘルノの倫理的かつ持続可能な決定を称賛します」とコメントした。

　ファッションブランドでは、これまでに「プラダ（PRADA）」や「ミュウミュウ（MIU MIU）」「ドルチェ＆ガッバーナ（Dolce＆Gabbana）」「モンクレール（MONCLER）」などが毛皮の使用停止を発表。「バーバリー（BURBERRY）」は、2023年春夏コレクションからワニ皮やへび皮を含むエキゾチックレザーの使用を廃止している。

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