セレクトショップ「グレイト(GR8)」が、ラフォーレ原宿1階メインエントランスにオープンした拡張スペースを公開した。売場面積は約59平方メートルで、スニーカーやアクセサリー類を中心に展開している。
グレイトは、2005年にラフォーレ原宿の2.5階にオープン。開店当初は約66平方メートルほどの売場面積だったが、複数回の増床を重ね、2019年5月には2.5階全フロア(約460平方メートル)に拡大した。取り扱いブランドが増加し、2.5階の空間だけでは売場の維持が困難になったため、拡張スペースのオープンに至ったという。
ADVERTISING
Image by: FASHIONSNAP
内装は、2.5階の店舗と同様にミラーとシルバーで統一。天井には、既存店舗の内装にも使用している「いけばな草月流」の作品を展示している。グレイトのオーナー 久保光博は「無機質なミラーやシルバーと生命力を感じる『いけばな草月流』の作品を組み合わせることで、明治神宮から少し離れるとファッションストリートが広がる原宿の二面性を表現したかった」と話した。
Image by: FASHIONSNAP
新たにオープンする拡張スペースは、1階正面エントランスから館内に入ってすぐ、真正面に位置。これまでは「アンダーカバー(UNDERCOVER)」のコンセプトショップ「マッドストア アンダーカバー(MADSTORE UNDERCOVER)」が営業していた。近隣では、「グラウンド ワイ(Ground Y)」や「ヒューマン メイド(HUMAN MADE)」などが営業しており、館を訪れた客の目に確実に留まる立地だが、久保は「ターゲットはあくまで『グレイト』の顧客」と語る。「大勢のお客さんに向けた店作りをしてもグレイトの良さは伝わらないと思うので、これまで売場面積の都合で表現できなかった商品の魅力を伝える場所として活用していく。その副産物として新しい客層を開拓できたら」と売場拡張の意図を説明した。
グレイトの取り扱いブランド数は、現在300ブランドを突破。店舗面積も開店当初から見て約8倍ほどの規模まで成長したが、今後も店舗の拡大は続けていくという。久保は「自分の力が果てるまで、グレイトを成長させていく」と決意を語った。
■拡張スペース概要
オープン⽇:2023年2⽉23⽇(⽊)
場所:ラフォーレ原宿 1階 メインエントランス前
所在地:東京都渋谷区神宮前1-11-6
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
MM6 Maison Margiela 2025 Spring Summer