Image by: クレ・ド・ポー ボーテ
資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ(Clé de Peau Beauté)」と国際児童基金(ユニセフ)は、ジェンダー格差に取り組むためのパートナーシップを3年間延長する。また人気美容液「ル・セラム」の売上の一部を寄付するキャンペーンを行う。
同パートナーシップは、2019年にSTEM教育や雇用、女性のエンパワーメントに関する問題解決のため始動。2022年までの3年間、バングラデシュやキルギスなどの国や地域で350万人以上の少女や若い女性たちを支援してきた。今後、3年間の延長でさらに220万人の支援が可能となり、ユニセフがジェンダー平等プログラムを通じて掲げる「2025年までに30ヶ国以上の少女たち1150万人に対し、本来備えている能力を十分に発揮するための支援を行う」という目標の約半数に達する。新たな支援国としてのインドネシアのほか、中国やペルーなどで実施するプログラムをサポートする。
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同ブランドは、世界23の国と地域で展開する資生堂初のグローバルラグジュアリーブランド。ユニセフが実施するプログラムに、民間企業として世界最大規模の870万ドル(約11億6000万円)を拠出している。チーフブランドオフィサー、橋本美月氏は「クレ・ド・ポー ボーテは、より良い世界を実現する鍵は、教育を通じて少女たちが本来持っている力を引き出すことにあると信じています。この信念は、私たちの長期的な活動の根幹にあるもので、ユニセフとパートナーシップを結んだ理由でもあります。今後3年間、私たちはこのパートナーシップを継続することで、世界中の少女たちを支え、ポジティブな変化をもたらし続けることを目指しています」とコメントした。
なお、2023年1月から12月31日まで、ブランドのスター美容液ル・セラム1本の販売につき3ドル(約400円)を、さらに年間最低保証額として390万ドル(約5億2000万円)をユニセフに寄付する。
■クレ・ド・ポー ボーテ:公式オンラインサイト
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