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セブツーなんとなくそうじゃないかと感じていたが、今年上半期(2023年1月〜6月)の飲食業の倒産(負債総額1000万円以上)件数が前年同期比78.9%増の424件で過去30年間の最多を更新した。過去最多は、コロナ渦中の2020年1〜6月の418件だった。
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「コロナ禍が収束して飲食店には明るい未来が見えているのじゃないか」と思ったらこれが大間違いなのだ。飲食業はコロナ禍で休業・時短協力金や各種補助金などの手厚い支援を受けて来たが、これが一気になくなった。さらに食材の値上げラッシュや電気・ガス料金の高騰が追い打ちをかけた。売り上げは回復しても赤字が続くという事態が続いているのだ。加えて、コロナ禍では人員削減や離職者が相次いだ飲食業界が今度は人手不足で営業ができないという事態で閉業に追い込まれる事態もあるという。
「ああやっとギリギリのところでコロナ禍が去った」と思っていたのが、心がポッキリ折れてしまった個人営業が多いのではないだろうか。また少数ではあるがテイクアウト・配達中心の業態に転換して軌道に乗り始めていたのに、これがコロナ禍収束で取り返しのつかないことになってしまって心ポッキリ折れるなんていう悲劇もある。まだまだコロナ禍の悪夢は続いているのだ。
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