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「販売職は人にしかできない尊い仕事」 キャリアドバイザーが販売員時代を振り返る

アパレル・ファッション業界の求人・転職サービス
クリーデンス

私たちクリーデンスは、アパレルをはじめとするファッション業界で販売員としてはたらく人が、これまで以上にやりがいをもってイキイキとはたらくことができる状態をつくるために「販売員価値向上プロジェクト」を立ち上げ、さまざまな取り組みを行っています。
今回は、そんなプロジェクトメンバーがかつて販売職だったころのことを思い返し、販売職の魅力ややりがいなどについてお話ししました。

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この人に話を聞きました!

キャリアアドバイザー

須藤 悠希(すとう ゆうき)

大学卒業後、新卒でハンドバッグブランドへ入社。販売・店長を経て、売上管理、VMD、人材育成などに従事したのち、クリーデンスのキャリアアドバイザーへ転職。
販売、営業、EC、SNS/PRなどの転職サポートを中心に、特に地方での販売職の転職サポートや、販売員の価値向上にも取り組んでいる。

お客さまが「一緒に買い物をしたい」と思っていただけるような接客を

ー 販売職の経歴を教えてください。

新卒で国内ハンドバッグブランドに入社し、丸6年、販売職を経験しました。入社後2年間はメンバー、3年目で副店長に昇格し、4年目から7年目まで店長をしていました。

ー 須藤さんが販売をする中で意識していたことは何ですか?

販売するモノを変えることはできないので、お買い物の時間を楽しんでいただくことを思い接客していました。私は、50代のお客さまが多かったのですが、私自身を娘と思ってもらえるような接客を心がけていました。

ー 素敵ですね…!具体的にはどのような接客を心がけていたのですか?

その方にとって、一緒に買い物をしたいなと思ってもらえるような接客を心がけていました。たとえば20代のお客さまであれば、恋人とのデートを想定しながら、どんなバックが良いだろう?当日の服装とどんな風に合わせよう‥?など、友達のように一緒に選んでいましたね。売るというスタンスではなく、お客さまと一緒に楽しんで商品を選ぶことを大前提に接客していました。

ー お客さまとの印象的なエピソードはありますか?

たくさんあるんですが‥5年間お付き合いがあるお客さまから自作の絵本をいただいたことがありました。絵がお好きで、いつも絵を贈ってくれる方だったんです。自社出版で5部だけ作成したその1冊をいただけたことがすごく嬉しかったことを覚えています。

ー お客さまにとって、単なる販売員さんという関係ではなく、大切な存在に感じられたのが伝わります。商品を買うことだけではなく、買う過程に価値を感じられていたのですね。

改めて今考えると、良いものが買えたことの感謝だけではなく、「いいお買い物の時間をありがとう」という気持ちでプレゼントを贈ってくださったのかもしれません。

会社の経費で、お客さまプレゼントをお贈りできる制度があったんです。店舗によって活用の仕方は異なりましたが、私の店舗ではお客さまに喜んでもらえるようなプレゼントを1つ1つ選んでいました。たとえばプライベートの時間にお客さまが好きなキャラクターアイテムを見つけたらそれを購入して贈り物にしよう、といった感じで。とにかくお客さまに喜んでいただきたいという気持ちが強くありました。

個人の力を最大限引き出す人事配置によって、モチベーション高く続けられた

ー 接客の距離感やお客さまお一人おひとりの顔を思い浮かべて接客することが、本来のパーソナルな接客だと感じます。一方で現実的な話になりますが、店長のミッションとして、具体的な売上と、顧客満足度の追及は比例していたのでしょうか?

比例して売上も伸びていきましたし、伸びやすい店舗に配属されていたと感じます。社員の適正に応じた配属がうまいんです!店舗の環境や顧客層の特徴と社員の強みがマッチする店舗に配属されるので、必然的に強みを活かせる環境になっていました。

ー 配属の見立てが素晴らしいのですね。なかなかできないことのように思います。

配属は人事トップがすべて決めており、月に1回、面談の機会が設けられていました。お店のコンディションや自分のことなど5分くらい面談し、その話の内容をもとに適した配属をしてくれていました。

ー 会社が社員一人ひとりの強みを伸ばす機会を作っていたから仕事が充実していたのですね。

本当にそうだと思います!楽しく働けましたし、強みを引き出してもらえたと思います。路面店・ファッションビル・百貨店など、出店販路はたくさんあったのですが、販売スタッフの強みを活かした配属ができていたからこそ販売員として輝けていたと実感しています。そういったキャリア選択ができていれば、きっと誰でも輝けると思っています!

ー そういう会社で働けたから、須藤さんもブランドが好きで、お客さまも好きで、接客という仕事が好きで、会社が好きで…という好循環で働けていたのですね。

確かに、今キャリアアドバイザーの仕事をしていて、背景や意図の分からない配属によってストレスやモチベーションの低下に繋がってしまった方のお話を伺うこともありますが、当時の私の環境では、背景が分からない配属はなかったです。配属される際に、役割や期待を込めた配属であること、背景や理由をしっかり伝えてくれていましたし、配属の意図が分かることで自己肯定感が上がり、モチベーション高く仕事ができていたと感じます。

ー 販売職って、きっかけはブランドが好きで働く方が多いと思いますが、続けていくにはそれだけではないですよね。

そうですね。ブランドが好き!という強い気持ちで活躍する人もいましたが、個人を大切にしてくれる社風なので、働きやすさが会社への愛情に繋がる人も多かったと思います。アクシデントがあったときには人事から電話で「大丈夫?」と声を掛けてくれましたし、本当にスタッフ想いの会社だと思います。

離れてから思う「販売員の価値」とは?

ー 販売職から離れてみて改めてどう感じていますか?

販売職は最高の仕事だと思います!こんなにすぐに人から認めてもらえる仕事はないと今でも思っています。

ー 「すぐに人から認めてもらえる」とは具体的にどういうことですか?

たとえばオフィスなどで仕事をしていると、お客さまから直接感謝の言葉をいただける機会って少ないじゃないですか。店頭に立ってお客さまと接することで、こんなにも「ありがとう」の言葉をいただけるのは販売職ならではだと思います。当時はそれが当たり前でしたが、離れてからありがたみに気付きました。本当に尊い仕事だと感じます。

ー どんなところに尊さを感じますか?

人と人が向き合って、そこでしか生まれないコミュニケーションによって、楽しい時間を過ごす。売ることや買うことがゴールではなく、購入までの過程を楽しむことが販売の仕事の魅力だと思っていて、それは絶対に機械ではできないことです。これからAIの発展などによって無くなる仕事、人がやらなくてもいい仕事がたくさん出てくると思いますが、人にしかできない仕事って、すごく尊いものだと思うんです。

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