「ラコステ（LACOSTE）」が、ポップアップストア「ワニの90回目のバースデーパーティー in TOKYO」を代官山T-SITE GARDEN GALLERYで開催する。期間は9月9日から18日まで。

　ワニの90回目のバースデーパーティーは、ブランドの創設者で「ワニ」のあだ名を持つフランスのテニス選手ルネ・ラコステ（Rene Lacoste）が、初めてポロシャツ「L.12.12」を作り、ブランドを創業した1933年から90周年を迎えたことを記念し、世界各地で開催。これまでにパリ、サンパウロ、ソウルなどを巡回している。

　東京会場は小木“Poggy”基史がキュレーションを担当。同氏がセレクトしたアーティストや、東京を代表するヴィンテージコレクター、ショップなどが参加する。フランス製のラコステを60年以上集めているコレクター勝沼隆二のコレクションアイテムを展示するほか、現代美術家タムラサトルの代表作「まわるワニ」を展示販売。このほか、「アナトミカ（ANATOMICA）」の寺本欣児が厳選したラコステをメインとしたスタイリングに欠かせないアイテムを取り揃える。原宿発のセレクトショップ「カウンター（Counter）」のバイヤーが選んだラコステのアイテムや、古着屋「プロップスストアアネックス（Props Store Tokyo Annex）」のスタッフがセレクトしたヴィンテージラコステなどのアパレルアイテムも数量限定で並ぶ。 また、ラコステ創業の地であるフランスのトロワ工場の1980年代のアーカイヴを復刻し、「TOKYO」のロゴをあしらったタグ付きのポロシャツ5型をラインナップする。

　アーティストやブランドとのコラボレーションでは、若手陶芸家の井上祐希によるワニロゴをモチーフにした有田焼のフラワーベースやブローチのほか、アーティフィシャルフラワーブランド「THE FLWRS」がラコステのポロシャツのB品をアップサイクルして製作した、ディフューザーとしても楽しめるアイテムを展開。後藤愼平が手掛ける「エムエーエスユー（M A S U）」は、ラコステの初代ワニの原画を描いたデザイナー ロベール・ジョルジュ（Robert George）によるタッチや配色をオマージュしたアイテムとして、エムエーエスユーのアイコンである天使の羽を持ったワニをあしらったポロシャツを発売する。インテリアブランド「パシフィカ コレクティブス（PACIFICA COLLECTIVES）」からは、ラコステのポロシャツをアップサイクルしたクッションや、90周年記念ロゴを配したラグを販売する。

　小木は、イベントの見どころについて「市場でなかなか出回らないヴィンテージラコステに加えて、フランスのトロワ工場で生産された日本限定アイテム、古着屋の『チルウィーブ（chillweeb）』や『ネームレス（Nameless）』によるヴィンテージアニメTシャツなど、さまざまなアイテムを一挙に見て楽しむことができる。ラコステのポロシャツは、着る人それぞれの着こなしによって見え方が変わるトラッドなスタイルが魅力だと思うので、昔からラコステを愛好している人はもちろん、まだラコステをよく知らないという人まで、色々な人に楽しんでほしい」とコメントした。

■ワニの90回目のバースデーパーティー in TOKYO
期間：2023年9月9日（土）〜9月18日（月）
会場：代官山T-SITE GARDEN GALLERY
営業時間：10:00〜19:00
問い合わせ：0120-37-0202（ラコステお客様センター）